ListView.OnBubbleEvent(Object, EventArgs) メソッド

定義

ListView コントロールのイベントを処理する必要があるかどうかを判断します。

protected:
 override bool OnBubbleEvent(System::Object ^ source, EventArgs ^ e);
protected override bool OnBubbleEvent (object source, EventArgs e);
override this.OnBubbleEvent : obj * EventArgs -> bool
Protected Overrides Function OnBubbleEvent (source As Object, e As EventArgs) As Boolean

パラメーター

source
Object

イベントのソース。

e
EventArgs

イベントのデータ。

戻り値

イベントを処理する必要がある場合は true。それ以外の場合は false

注釈

メソッドは OnBubbleEvent 、コントロール階層を ListView 介して渡されるイベントを必要に応じて処理するために、コントロールによって使用されます。 パラメーターに含まれるeオブジェクトのプロパティを調べることで、イベントをEventArgs処理するかどうかを決定します。 イベントを処理する必要がある場合、 メソッドは適切なアクションを実行します。 その他のイベントは無視され、コントロール階層に渡されます。 このメソッドの戻り値は、イベントを処理するか、コントロール階層にイベントを渡すかを示します。

コントロールは ListView 、コントロールによって認識されるボタンの 1 つがクリックされたときに適切なアクションを実行するために、このメソッドの基本実装をオーバーライドします。 次の表に、コントロールが認識するボタンの一覧を ListView 示します。

CommandName 値 [説明]
"キャンセル" 編集操作または挿入操作を取り消します。 ItemCanceling イベントを発生させます。
"削除" 現在のレコードをデータ ソースから削除します。 イベントと ItemDeleting イベントをItemDeleted発生させます。
「選択」 プロパティを SelectedIndex アイテムの DisplayIndex プロパティ値に設定します。 項目の SelectedItemTemplate テンプレートをレンダリングします。 イベントと SelectedIndexChanged イベントをSelectedIndexChanging発生させます。
"編集" アイテムを編集モードにします。 項目の EditItemTemplate テンプレートをレンダリングします。 ItemEditing イベントを発生させます。
"挿入" テンプレートからバインドされた値を InsertItemTemplate データ ソースに挿入します。 イベントと ItemInserted イベントをItemInserting発生させます。
"Update" テンプレートのバインドされた値を使用して、データ ソース内の現在のレコードを EditItemTemplate 更新します。 イベントと ItemUpdated イベントをItemUpdating発生させます。
"並べ替え" ボタンの プロパティに一覧表示されている列を CommandArgument 並べ替えます。 イベントと Sorted イベントをSorting発生させます。

このバージョンのメソッドは、これらのボタンのいずれかがコントロールによって処理されるイベントを発生させる場合に を返 true します。 イベント バブリングの詳細については、「イベントの 処理と発生」を参照してください。

適用対象

こちらもご覧ください