FrameworkPropertyMetadata.OverridesInheritanceBehavior プロパティ

定義

要素の論理ツリー内の特定のコンテンツ境界にまたがってプロパティ値の継承を評価するかどうかを示す値を取得または設定します。

public:
 property bool OverridesInheritanceBehavior { bool get(); void set(bool value); };
public bool OverridesInheritanceBehavior { get; set; }
member this.OverridesInheritanceBehavior : bool with get, set
Public Property OverridesInheritanceBehavior As Boolean

プロパティ値

プロパティ値の継承が特定のコンテンツ境界をまたがる場合は true、それ以外の場合は false。 既定値は、false です。

例外

メタデータがシールされるよう、かつメタデータのプロパティを設定できないように、メタデータは依存関係プロパティの操作に既に適用されています。

注釈

このメタデータは、特別な親要素と子要素の境界を越えて、プロパティ値の継承動作にほとんど適用されない変更を報告します。 このような境界の標準的な例は、 の Frameコンテンツです。ここで、 Frame コンテンツは の Frame存在とは無関係に再読み込みされる可能性があります。 必要なプロパティ システムの動作は、プロパティ値の継承が の Frameコンテンツに走査しないようにすることです。これらのコンテンツは、フレームをホストするアプリケーションが所有または制御していない要素である可能性があるためです。 を にtrue設定してメタデータOverridesInheritanceBehaviorを指定し、 を としてtrue指定Inheritsすると、境界または同様の境界を越Frameえても、メタデータが適用されるプロパティが継承可能になります。

の派生クラスの PropertyMetadata プロパティは、通常、オブジェクト モデルで読み取り/書き込みとして定義されます。 これは、インスタンスの初期化後に調整できるようにするためです。 ただし、、、または OverrideMetadataRegisterAddOwner呼び出しの一部としてメタデータが使用された後、プロパティ システムはそのメタデータ インスタンスと、メタデータの詳細を伝えるプロパティを変更不可と見なします。 このメタデータ インスタンスで が のtrueIsSealedにこのプロパティを設定しようとすると、例外が発生します。

XAML テキストの使用法

このクラスのメンバーは、通常、XAML では使用されません。

適用対象

こちらもご覧ください