2021 年リリース サイクル 2 の対象ユーザー分析情報に向けた計画と準備
重要
This content is archived and is not being updated. For the latest documentation, go to What's new in the audience insights capability of Dynamics 365 Customer Insights. For the latest release plans, go to Dynamics 365 and Microsoft Power Platform release plans.
重要
2021 年リリース サイクル 2 の計画は、2021 年 10 月から 2022 年 3 月までに市場に投入される予定のすべての新機能を対象としています。 この記事では、対象ユーザー分析情報 の製品概要および新機能と予定されている機能について説明します。
概要
Dynamics 365 Customer Insights の対象ユーザー分析情報を使用すると、すべての組織が B2C および B2B の顧客データを統合して理解し、インテリジェントな分析情報とアクションに利用できます。
データ サイロの排除と顧客データの統合
- コネクタを使用してデータを取り込んで統合し、さまざまなデータ ソースからトランザクション、観察、行動に関するデータを取得します。
- 顧客データを変換して、Common Data Model に準拠している統一された顧客プロファイルを構築します。
顧客プロファイルのエンリッチ
- ファーストパーティおよびサードパーティのエンリッチメントから集約された対象ユーザー インテリジェンスを組み込むことで、いっそう充実した顧客プロファイルを構築します。
強力な AI と分析情報の実現
- 統合プロファイルを基にして構築されたセグメントやメジャーなどの機能を使用して、ビジネスに関する分析情報を引き出します。
- すぐに使える AI モデルや Azure Machine Learning を使用したカスタム アルゴリズムによって、ビジネス プロセスを加速します。
ビジネス プロセスの拡張と顧客エクスペリエンスのパーソナライズ
- マーケティング、営業、サービスの専門家を支援し、複数のチャネルでパーソナライズされたエンゲージメントを促進します。
- コンテキストに応じた顧客分析情報と、Microsoft および Microsoft 以外のビジネス アプリケーションと統合されるカスタマイズされた顧客プロファイル カードを使用します。
- 既存のコネクタ、さまざまな API、Microsoft Power Platform に基づいて基幹業務のエクスペリエンスを実現し、拡張します。
対象ユーザー分析情報の 2021 年リリース サイクル 2 の更新情報
投資分野
B2B
Dynamics 365 モデル駆動型アプリから、組織と取引先企業に関する、アクションにつながりやすい分析情報を取得します。
インテリジェンス
統合プロファイルおよび Dynamics 365 Customer Insights に取り込んだその他のデータに基づいてシステムで予測を生成し、顧客パターンをよりよく理解します。
エンリッチメント
このリリースの Customer Insights でのデータ エンリッチメント機能にはブランド シェア オブ ボイスが含まれます。
データの統一
この領域の更新と改善には、データ統一プロセスに関する次のような高度な構成オプションが含まれます。
- 改善された照合ルール
- 改善された正規化
システム管理
管理と設定の機能強化には、環境管理や機密データの処理などの管理シナリオの改善が含まれます。
拡張性
Dynamics 365 Customer Insights の対象ユーザー分析情報での拡張性シナリオに対する更新には、ファーストパーティおよびサードパーティのサービスとの追加の統合が含まれます。
このリリース サイクル中に提供される機能セット全体の詳細については、以下の 対象ユーザー分析情報のリリース計画をご確認ください。
アプリケーション管理者向け
自動的に有効になる、ユーザー エクスペリエンスに影響を与えるユーザー機能
ユーザーに影響を与える機能は、アプリケーション管理者が確認する必要があります。 これにより、リリース変更管理が容易になり、市場にリリースされた新機能のオンボーディングを成功させることができます。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、自動的に有効化される」とタグ付けされたすべての機能を探してください。
アプリケーション管理者が有効にする必要のある機能
このリリース サイクルには、ユーザーが利用できるように管理者、作成者、またはビジネス アナリストによって有効化または構成される必要のある機能が含まれています。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要」とタグ付けされたすべての機能を探してください。