顧客がシンプルな Web エクスペリエンスでサービス訪問をスケジュールできるようにする

重要

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有効対象 パブリック プレビュー 早期アクセス 一般提供
ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要 2021 年 10 月 1 日 - -

ビジネス バリュー

サポート エージェントは時間の大部分を顧客との対話や、顧客の好みを考慮したサービス訪問のスケジュールまたはスケジュール変更に費やしています。 顧客のセルフスケジュール機能を採用することにより、顧客が都合に合わせて自分のデバイスから直接サービス訪問をスケジュールできるようになります。 これにより、柔軟性が提供され、スケジュール エラーや不要なスケジュール変更が削減されるため、エクスペリエンスが改善されます。 また、スケジュールに関連するサポート コールの回数を減らし、リソースを解放して価値向上のための他の活動に集中できるようにすることで、組織の事務管理のコストを削減します。

機能の詳細

これは、2021 年サイクル 1 でリリースされた機能のプレビューに対する更新です。

セルフスケジュールを使用すると、顧客サービス エージェントと話すことなく、顧客が好みに応じてサービス訪問をスケジュールできます。

セルフスケジュール機能は Power Apps ポータルに基づいており、どのデバイスからでもアクセスできる、顧客に焦点を合わせたレスポンシブなインターフェイスを提供します。 この機能は、2021 年リリース サイクル 1 でリリースされた担当の技術者を追跡する機能と同様のテンプレートベースの展開パターンに従っています。 顧客は、カスタマー エクスペリエンス ホーム ページからセルフスケジュールにアクセスできます。 テーマとブランドをエクスペリエンスに適用して、独自の会社のスタイルに一致させ、独自の Web プロパティ全体で一貫したルック アンド フィールを提供することができます。

顧客は、新規または既存の顧客に自動的に送信できる直接の招待状を介してアクセスできます。 この更新の一環として、必要に応じて個々の顧客を手動で招待することもできます。 顧客がスケジュールを設定するときに、リアルタイムのリソースの空き時間、場所、およびスキルに基づいて選択可能な時間帯が提示されます。 この更新により、適切なリソースが自動的に割り当てられて、移動期間が最短になるように最適化されます。 このロジックは、Dynamics 365 Field Service で構成済みのリソース設定に基づいています。 また、この更新の一貫として、顧客がサービス時間を選択すると、予想される移動時間が予約に組み込まれ、顧客が期待する時刻にフィールド技術者が到着するように技術者の開始時刻が調整されます。

また、スケジュール要求の一部として、重要なサービス前の顧客情報を収集することもできます。これにより、サービス技術者の訪問時にガイダンスを提供できます。 この機能は、最初はオンサイト サービス訪問でのみサポートされます。

この更新では、セルフスケジューリング用のインシデント タイプを構成する際に検証とエラー メッセージを追加することで、管理者のエクスペリエンスも改善されました。

関連項目

Field Service で、顧客がサービス予定をセルフ スケジュールできるように支援する (ドキュメント)