IoT データ接続の概要

ビジネスに適した IoT (モノのインターネット) ソリューションを選択するのは困難な場合があります。 万能なソリューションはありません。 Dynamics 365 Field Service は、あらゆる IoT プロバイダーと統合できる拡張可能なアーキテクチャを提供します。 Dataverse API とカスタム データ エンドポイントにより、独自のビジネス要件に応じて IoT ソリューションをカスタマイズできるようになります。 この柔軟なアプローチにより、現在および将来のビジネスに適したスケーラブルなソリューションを開発できます。

Azure IoT Hub を介して Microsoft サービスに接続する

Azure IoT Hub は、IoT デバイスの接続、監視、管理のための安全でスケーラブルなプラットフォームを提供するクラウドベースのサービスで、 Connected Field Services 向けの既定のソリューションです。 Azure IoT Hub を使用すると、何百万ものデバイスからデータを収集し、そのデータをクラウド送信して、分析、インサイト、アクションを行うことができます。 IoT デバイスとクラウド間の双方向通信を使用することで、どこからでもデバイスをリモートで監視および制御できるようになります。

Azure IoT Hub を IoT プロバイダーとして使用する Connected Field Service のアーキテクチャを示す図。

サービス エンドポイントを使用した Microsoft サービスと接続する

サービス エンドポイントは、IoT ソリューションを Field Service に接続するために使用される一般的なハイブリッド統合パターンです。 一例としては、多数のデバイスやシステムが生成できる大量のデータを処理するように設計されたクラウドベースのサービスである Azure Event Hubs があります。 データを素早く取り込んで処理し、他のサービスに送信して、さらに処理や分析を実行する場合に最適です。 Azure Event Hubs は、スケーラブルで信頼性が高くフルマネージドで、1 秒あたり数百万のイベントを処理および保存できます。

サービス エンドポイントを使用した Connected Field Service アーキテクチャの図。

マルチクラウド戦略を使用して接続する

マルチクラウド戦略を使用すると、各アプリケーションやサービスの要件に最適なクラウド プロバイダーを選択できます。 組織、業界、または市場の状況の変化に迅速に適応できます。 ビジネスが進化するにつれて、あるクラウド プロバイダーでは、別のクラウド プロバイダーと比較して、アプリケーションやサービスのパフォーマンスが向上したり、よりコスト効率の高いソリューションを提供したりする場合があります。 マルチクラウド戦略により、ワークロードを最適なクラウド環境にシームレスに移行または展開できます。

マルチクラウド ソリューションのハイブリッド アーキテクチャの図。

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