減価償却方法

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

さまざまな減価償却方法を選択できます。減価償却方法の目的は、固定資産の減価償却が可能な値を各会計年度期間に配賦することです。固定資産の減価償却が可能な値は、取得価格から仕損価格 (存在する場合) を差し引いた値です。

減価償却法を使用している場合、ある資産の最後の減価償却日を変更すると、一部の減価償却がスキップされ、最終年度の減価償却が予定よりも多くなったり少なくなったりすることがあります。減価償却は、最後の減価償却日の変更によって影響される減価償却期間の数で調整されます。

たとえば、[半年] で減価償却する方法を 3 年以上採用している場合、通常は 3 年半にわたって減価償却が行われます。この 3 年半の間に最後の減価償却日を変更すると、その変更の影響を受ける期間の数だけ最終年度の減価償却が移動します。最後の減価償却日を 3 か月先送りした場合、通常であれば 6 か月分である最終年度の減価償却が 9 か月分になります。

次のいずれかの減価償却方法を選択できます。

  • 半年

  • 全月

  • 四半期の期中

  • 月中 (月の 1 日)

  • 月中 (月の 15 日)

  • 半年 (開始年)

  • 半年 (来年)

以下は、減価償却法についてのトピックです。

減価償却について

耐用年数定額減価償却について

定率法について

手動減価償却について

係数減価償却について

減価償却の丸めについて

消費償却について

耐用年数残減価償却

125% 逓減残高による減価償却について

150% 逓減残高による減価償却について

175% 逓減残高による減価償却について

200% 逓減残高による減価償却について

(AUS) 低価額プール減価償却について

固定資産の減価償却の提案

(FRA) RB/SL 減価償却について

(FRA) Derogatory depreciation