Excel JavaScript API の概要

Excel アドインは、次の 2 つの JavaScript オブジェクト モデルを含む Office JavaScript API を使用して、Excel のオブジェクトを操作します。

  • Excel JavaScript API: これは、Excel 用の アプリケーション固有 API です。 Office 2016 で導入された Excel JavaScript API には、ワークシート、範囲、表、グラフなどへのアクセスに使用できる、厳密に型指定されたオブジェクトが用意されています。

  • 共通 API: Office 2013 で導入された共通 API を使用すると、複数の種類の Office アプリケーション間で共通の UI、ダイアログ、クライアント設定などの機能にアクセスすることができます。

ドキュメントのこのセクションでは、Excel JavaScript API に焦点を当てて、そしてそれを Excel on the web または Excel 2016 以降を対象としたアドインの大部分の機能開発に使用します。 共通 API の詳細については、「共通 JavaScript API オブジェクト モデル」を参照してください。

オブジェクト モデルの概念について

重要なオブジェクト モデルの概念については、「Office アドインの Excel JavaScript オブジェクト モデル」を参照してください。

Excel JavaScript API を使用して Excel のオブジェクトにアクセスするための実践的なエクスペリエンスに関しては、「Excel アドインのチュートリアル」を完了してください。

API 機能について

主要な Excel API 機能にはそれぞれ、その機能が実行できることと関連するオブジェクト モデルについての記事または記事のセットがあります。

Excel JavaScript API オブジェクト モデルに関する詳細情報については、Excel JavaScript API リファレンス ドキュメントに関するページを参照してください。

Script Lab でコード サンプルを試してみる

Script Lab を使用すると、API を使用してタスクを完了する方法を示す組み込みのサンプルのコレクションを使用して操作をすぐに開始できます。 Script Lab のサンプルを実行すると、作業ウィンドウまたはワークシートですばやく結果を表示したり、API のしくみをサンプルで確認して学んだり、独自のアドインのプロトタイプにサンプルを使用したりもできます。

関連項目