カスタマイズ可能なヘルプを有効にして使用する

カスタマイズ可能なヘルプにより、フォームに入力するモデル駆動型アプリユーザーに独自のコンテキスト情報を提供できます。

注意

独自のヘルプ システムを作成および管理する代わりに、統一インターフェイス アプリケーションを組織に合わせてカスタマイズした製品内のカスタム ヘルプを提供するエクスペリエンスによって、使用可能なユーザー定義のヘルプ ウィンドウ、ガイド付きタスクが用意されました。 詳細については次を参照してください: 統一インターフェイス アプリでガイド付きヘルプを作成する

モデル駆動型アプリでは、グローバル (組織) レベルまたはテーブル レベルで、既定のヘルプを自分が選んだユーザー定義ヘルプに置き換えることができます。 カスタム ヘルプを使用すると、ヘルプ リンクを介して公開されるコンテンツが、カスタム テーブルまたはカスタマイズ可能なテーブルにより関連性が高くなります。 単一のグローバル URL を使用して、すべてのカスタマイズ可能なテーブルの標準のヘルプリンクを上書きできます。 エンティティごとの URL は、特定のカスタマイズ可能なテーブルのグリッドおよびフォームの標準のヘルプ リンクを上書きします。 また、言語コードおよびテーブル名などの、追加パラメータを URL に含めることができます。 開発者は、これらのパラメーターを使用して、ユーザーをユーザー自身の言語やアプリケーション内のテーブル コンテキストに関係するページにリダイレクトする機能を追加できます。 テーブル レベルのユーザー定義のヘルプの設定はソリューションに対応しているため、ソリューションの一部としてこれらをパッケージ化して、環境間で移動したり、ソリューション内に分配できます。

カスタマイズできるヘルプのセットアップ

カスタマイズ可能なヘルプは、グローバル レベルとテーブル レベルで設定できます。

グローバル レベルのカスタマイズ可能なヘルプの設定

システム管理者のセキュリティ ロールを持つユーザーは、この設定を使用してグローバル レベルでデフォルトのヘルプを上書きできます。

  1. モデル駆動型アプリを開いて、次にコマンドバーで設定設定 > 詳細設定

  2. 設定 > 管理 に移動します。

  3. システム設定 を選び、全般 タブを選択します。

    カスタマイズ可能なヘルプを設定する

  4. ユーザー定義のヘルプの URL を設定する で、次のカスタマイズ可能なヘルプのグローバル設定を選択し、定義します。

    • カスタマイズ可能なエンティティにカスタム ヘルプを使用します。 有効にするを選択します。
    • グローバル カスタム ヘルプの URL ユーザー定義のヘルプの URL を入力します。
    • URL にパラメーターを追加 はい を選択し、言語コードやテーブル名などのパラメーターを、テーブル定義で指定するヘルプ URL に追加できるようにします。 詳細: URL にパラメーターを追加

    カスタマイズ可能なヘルプのグローバル設定。

  5. OK を選択します。

特定のテーブルにカスタマイズ可能なヘルプを設定する

グローバル レベルでカスタム ヘルプを有効にすると、システム カスタマイザーはテーブル定義内のテーブルのグローバル ヘルプ URL を上書きできます。

  1. ソリューション エクスプローラーを開きます。

  2. エンティティ を展開し、目的のテーブルを選択します。

  3. テーブル定義の ヘルプ セクションにある 一般タブの ヘルプ URL ボックスに、カスタム ヘルプ ページの URL を入力します。

    カスタマイズ可能なヘルプ テーブル設定。

URL にパラメーターを追加

前に説明したように、パラメーターをテーブル定義の ヘルプ URL に追加できるようにするため、システム設定 > 一般 タブで URL にパラメーターを追加はい に設定します。

URL にアペンドできるパラメータの例:

  • ユーザー言語コード: userlcid
  • テーブル名: table
  • エントリ ポイント: hierarchychart または form
  • フォーム ID: formid

注意

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