Power BI 実装計画: ワークスペース

注意

この記事は、Power BI 実装計画 シリーズの記事の一部です。 このシリーズでは、主に Microsoft Fabric 内での Power BI のエクスペリエンスに焦点を当てます。 シリーズの概要については、「Power BI 実装計画」を参照してください。

このワークスペースの記事では、Power BI エクスペリエンスに重点を置いた Fabric ワークスペース計画に関する記事を紹介します。 これらの記事はさまざまなユーザーを対象としています。

  • Fabric 管理者: 組織内の Power BI の監視を担当する管理者。
  • センター オブ エクセレンス、IT、BI チーム: 組織全体のデータと BI の監視も担当するチーム。
  • コンテンツの作成者と所有者: ワークスペースでコンテンツの作成、発行、管理を行う必要があるセルフサービス作成者。

適切なワークスペース計画は、実装を成功させるために不可欠です。 ワークスペースの計画が不十分な場合、ユーザーが柔軟に対応できず、コンテンツを整理し、セキュリティで保護するための回避策が不十分になるおそれがあります。

基本的に、ワークスペースは、コンテンツを格納し、セキュリティで保護するための Fabric ポータル内のコンテナーであり、 主に、コンテンツの作成とコラボレーション向けに設計されています。

Note

ワークスペースの概念の起源は、Power BI にあります。 Fabric では、ワークスペースの目的が拡大されました。 その結果、ワークスペースに 1 つ以上の異なる Fabric エクスペリエンス (ワークロードとも呼ばれます) のアイテムを含めることができるようになりました。 コンテンツ スコープは Power BI より拡大されていますが、これらの記事で説明されているワークスペース計画アクティビティのほとんどは、Fabric ワークスペースの計画に適用できます。

ワークスペース計画のコンテンツは、次の記事にまとめられています。

このシリーズの次の記事では、テナントレベルのワークスペース計画について学習します。