プログレッシブ検索
検索に対してサイトで複数の追加のテーブルが有効化されている場合、正確な検索結果を取得するのは困難です。 個々のテーブルとレコードの複雑なアクセス許可構造により、この問題はさらに大きくなります。 このようなサイトでコンテンツを検索すると、レコード件数が検索結果ページに表示される数と一致しない可能性があります。
概要
既定で、Power Pages 検索は、アクセス許可とキーワードの一致について 1 ページのみを処理します。 結果が複数のページにまたがる場合、権限やキーワードの関係で一部の結果が破棄され、改ページが乱れる場合があります。
プログレッシブ検索により、結果の数と検索結果で返されるレコード件数が一致しない可能性が排除されます。
プログレッシブ検索で構成されたサイトは、アクセス許可とキーワードの一致について 5 ページを処理し、1 回の検索で 50 件のレコードを処理します。 最初のページには、ファセットと結果の不一致件数ではなく、50+ と表示されるようになりました。
プログレッシブ検索の構成
プログレッシブ検索の構成方法:
- ポータル管理アプリ を開きます。
- 左側のウィンドウで、Web サイトの下のサイト設定を選択します。
- 新規をクリックします。
- 「Search/EnableProgressiveSearchCounts」 という名前を入力します。
- 自分の Web サイト レコードを選択します。
- 値を 「True」 と入力します。
- 保存を選択します。
- 検索インデックスの再構築.
プログレッシブ検索を無効にするために、Search/EnableProgressiveSearchCounts サイト設定の値を false に設定します。
サンプルデータを使用したプログレッシブ検索
例として、受注製品 の検索が有効になっている Northwind Traders のサンプル データ を持つ環境のサイトについて考えてみます。
ユーザーが製品を検索する場合、構成されたフィルターを含めて検索ファセットに製品の総数が 68 と表示されていても、10 件の結果のみが表示されます。
この動作は、検索結果が複数ページにまたがる場合によく見られます。 ただし、プログレッシブ検索では、有効なファセットとフィルターの検索動作を変更することで、より正確な結果を得ることができます。
ユーザーがこのサイトでプログレッシブ検索を有効にすると、同じユーザー、権限、およびキーワードの検索結果には、結果の総数が 10 と表示されます。
ユーザーが 50 件を超える結果を返すキーワードのプログレッシブ検索を有効にすると、最初のページに 10 件の結果が表示された状態で 50+ 件と表示されます。
2 ページ目など他のページを選択すると、検索結果の総数に更新された件数が表示されます。 (この例では、合計 52 件です。)
考慮事項
- プログレッシブ検索を有効にすると、有効になっているすべてのファセットとフィルターの検索動作が変更されます。
- プログレッシブ検索では、一度に最大 50 件のレコードが処理され、50 件以上の結果の場合は最初の結果ページに 50 件以上と表示されます。
- 検索エクスペリエンスを向上させるには、特定のキーワードを使用して検索結果を絞り込みます。
- フィルターで特定のファセットを選択すると、テーブルなどの選択したファセットの結果のみが表示されます。
- レコードは段階的に評価されるため、「最後のページに移動する」 ボタンは、検索結果の残りページ数が 5 ページ以下の場合にのみ使用できます。