New-OBRecoveryOption
回復中に回復可能なすべての項目に適用される回復オプションを指定します。
構文
New-OBRecoveryOption
[[-DestinationPath] <String>]
[[-OverwriteType] <String>]
[-SkipRestoreSecurity]
説明
New-OBRecoveryOption は、回復中にすべての回復可能な項目に適用される回復オプションを指定します。 これには、宛先パス、上書きフラグ (オブジェクトが既に存在する場合に使用)、およびオブジェクトのセキュリティ設定が含まれます。
回復オプションを指定しない場合は、回復中に次の既定のオプションが使用されます。
- 元の場所に復元します。
- 競合が発生した場合にコピーを作成します。
- ファイルの ACL を復元します。
Microsoft Azure Backup コマンドレットを使用するには、ユーザーが保護されたマシンの管理者である必要があります。
例
例 1
New-OBRecoveryOption -DestinationPath C:\temp -OverwriteType Overwrite -SkipRestoreSecurity
この例では、新しい回復オプションを作成します。
パラメーター
-DestinationPath
回復する場所を指定します。 このパラメーターは省略可能です。
型: | String |
配置: | 2 |
規定値: | None |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-OverwriteType
コピー先のパスにある既存のファイルを上書きするかどうかを指定します。 このパラメーターでは、"CreateCopy"、"Skip"、"Overwrite" の 3 つの値がサポートされています。
型: | String |
配置: | 3 |
規定値: | CreateCopy |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-SkipRestoreSecurity
回復するファイルのアクセス制御リスト (ACL) を復元するか、復元場所の既定の ACL を継承するかを指定します。
型: | SwitchParameter |
配置: | 4 |
規定値: | None |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
入力
None
出力
Microsoft.Internal.CloudBackup.Commands.OBRecoveryOption