メッセージ ログの構成
このトピックでは、診断メッセージ ログとそれに関連する Windows Server AppFabric の構成オプションについて説明します。
診断メッセージ ログの概要
System.Diagnostics 設定を構成する場合は、選択したスコープの Web.config ファイルで <System.Diagnostics>
セクションを有効にし、設定します。これらのオプションは、サーバー、サイト、またはアプリケーションの各スコープで構成できます。Windows Communication Foundation (WCF) メッセージ ログはサービス スコープでは利用できません。
次の表は、[診断トレースとメッセージ ログの構成] ダイアログ ボックスで表示される診断メッセージ ログ オプションの一覧です。このダイアログ ボックスに表示されない XMLWriterTraceListener
属性の値は既定値に設定されています。
メッセージ ログ オプション | 説明 |
---|---|
有効にする |
選択すると、 |
トランスポート レベルでログに記録する |
|
不適切な形式のメッセージをログに記録する |
|
メッセージ全体をログに記録する |
|
ファイル名 |
メッセージ ログ ファイルの完全修飾されたパスと名前です。 |
この表での説明の詳細については、「メッセージ ログの構成」 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=168572) を参照してください。
メッセージ ログはファイルに対して有効にすることができます。メッセージ ログは WCF および WF トレース ログとは別に構成されます。ログ ファイルは System.Diagnostics.XMLWriterTraceListener
によって作成され、サービス トレース ビューアー ツール (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=127094) を使用した表示に適しています。
メッセージ ログの構成
この手順では、[診断トレースとメッセージ ログの構成] ダイアログ ボックスを使用してメッセージ ログを有効または無効にする方法、およびメッセージ ログ オプションを構成する方法について説明します。
WCF メッセージ ログを構成するには
IIS マネージャーの [接続] ウィンドウで、トレースを構成するスコープ (サーバー、サイト、またはアプリケーション) を選択します。
スコープを右クリックし、[WCF サービスと WF サービスの管理] をクリックします (または、[操作] ウィンドウで [WCF サービスと WF サービスの管理] セクションを見つけます)。[WCF と WF の構成] ダイアログ ボックスが表示されます。[監視] をクリックします。
[監視] タブの [診断トレースとメッセージ ログの構成] で、[構成] をクリックします。[診断トレースとメッセージ ログの構成] ダイアログ ボックスが表示されます。
メッセージ ログ設定を選択し、使用するログ ファイルを指定します。
[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、変更を保存します。
関連項目
参照
サーバー、サイト、またはアプリケーションの WCF と WF の構成: 監視 タブ
概念
Windows Server AppFabric コマンドレットを使用した監視の構成
監視を構成する
トレースを構成する
アプリケーションの監視
2011-12-05