Azure portal で Azure Data Lake Analytics の使用を開始する
重要
新しい Azure Data Lake Analytics アカウントは、サブスクリプションが有効になっていない場合は作成できなくなります。 サブスクリプションを有効にする必要がある場合は、サポートに連絡し、ビジネス シナリオを提供してください。
Azure Data Lake Analytics を既に使用している場合は、2024 年 2 月 29 日までに組織で Azure Synapse Analytics への移行計画を作成する必要があります。
この記事では、Azure portal を使用して Azure Data Lake Analytics アカウントを作成し、U-SQL でジョブを定義して、Data Lake Analytics サービスにジョブを送信する方法について説明します。
前提条件
このチュートリアルを開始する前に、Azure サブスクリプションが必要です。 お持ちでない場合は、このリンクから Azure 無料試用版を入手できます。
Data Lake Analytics アカウントを作成する
次に、Data Lake Analytics と Azure Data Lake Storage Gen1 アカウントを同時に作成します。 この手順は単純であり、所要時間は約 60 秒です。
- Azure Portal にサインオンします。
- [リソースの作成] を選び、ページ上部の検索に「Data Lake Analytics」と入力します。
- 次の項目の値を選択します。
- 名前: Data Lake Analytics アカウントに名前を付けます (英小文字と数字のみ使用できます)。
- サブスクリプション: Analytics アカウントに使用する Azure サブスクリプションを選択します。
- [リソース グループ]。 既存の Azure リソース グループを選択するか、新しいものを作成します。
- 場所。 Data Lake Analytics アカウントの Azure データ センターを選択します。
- Data Lake Storage Gen1: 以下の指示に従って、新しい Data Lake Storage Gen1 アカウントを作成するか、既存のものを選択します。
- 必要に応じて、Data Lake Analytics アカウントの価格レベルを選択します。
- [作成] を選択します。
最初の U-SQL スクリプト
次のテキストは、単純な U-SQL スクリプトです。 このスクリプトが実行するのは、スクリプト内に小さなデータセットを定義し、そのデータセットを /data.csv
という名前のファイルとして既定の Data Lake Storage Gen1 アカウントに書き出すことだけです。
@a =
SELECT * FROM
(VALUES
("Contoso", 1500.0),
("Woodgrove", 2700.0)
) AS
D( customer, amount );
OUTPUT @a
TO "/data.csv"
USING Outputters.Csv();
U-SQL ジョブの送信
- Data Lake Analytics アカウントから [新しいジョブ] を選択します。
- 上記の U-SQL スクリプトのテキストを貼り付けます。 ジョブに名前を付けます。
- [送信] ボタンを選択して、ジョブを開始します。
- ジョブの [状態] を監視して、ジョブの状態が [成功] に変わるまで待ちます。
-
[データ] タブで、 [出力] タブを選択します。
data.csv
という名前の出力ファイルを選択し、出力データを表示します。
関連項目
- U-SQL アプリケーションの開発を開始する場合は、「 チュートリアル: Data Lake Tools for Visual Studio を使用する U-SQL スクリプトの開発」をご覧ください。
- U-SQL の詳細については、「 Azure Data Lake Analytics U-SQL 言語の使用」を参照してください。
- 管理タスクについては、「 Azure Portal を使用する Azure Data Lake Analytics の管理」をご覧ください。