UE-V 2.x とアプリケーション仮想化アプリケーションの使用
適用対象: User Experience Virtualization 2.0, User Experience Virtualization 2.1
Microsoft User Experience Virtualization (UE-V) 2.0、2.1、および 2.1 SP は、App-V パッケージまたは UE-V テンプレートを変更することなく、Microsoft Application Virtualization (App-V) アプリケーションをサポートしています。ただし、仮想化された App-V アプリケーションで UE-V Generator を直接実行できないので、追加の手順が必要です。代わりに、アプリケーションをローカルでインストールし、テンプレートを生成してから、テンプレートを仮想化されたアプリケーションに適用する必要があります。UE-V は、App-V 4.5、App-V 4.6、App-V 5.0 パッケージをサポートしています。
App-V アプリケーションの UE-V 設定の同期
UE-V では、アプリケーションがプログラム名、または必要に応じてファイル バージョン番号や製品のバージョン番号で開く際に、アプリケーションが App-V を使用してローカルまたは仮想でインストールされているかどうかを監視します。アプリケーションが起動すると、UE-V では App-V のプロセスを監視し、ユーザーの設定の保存パスに保存される設定を適用して、アプリケーションが通常に起動できるようにします。UE-V では、App-V を監視して、App-V のコンピューティング環境以外の物理的な場所ではなく仮想化された場所への関連ファイルとレジストリ パスを自動的に変換します。
仮想化アプリケーションの設定同期を実装するには
UE-V Generator を実行して、コンピューター間で設定を同期するローカル インストール アプリケーションの設定を収集します。このプロセスで、設定場所テンプレートを作成します。Microsoft Office 2010 テンプレートなど、組み込みのテンプレートを使用している場合は、この手順をスキップします。UE-V Generator の実行の詳細については、「Create UE-V 2 Settings Location Templates with the UE-V Generator」をご覧ください。
App-V アプリケーション パッケージをまだインストールしていない場合はインストールします。
設定テンプレート カタログの場所にテンプレートを発行するか、
Register-UEVTemplate
Windows PowerShell コマンドレットを使用してテンプレートを手動でインストールします。注意
新しく作成したテンプレートを設定テンプレート カタログに発行する場合、同期プロバイダーが設定を更新するまでクライアントはテンプレートを受信しません。このプロセスを手動で開始するには、[タスク スケジューラ] を開き、[タスク スケジューラ ライブラリ]、[Microsoft] を展開し、[UE-V] の順に展開します。結果ウィンドウで、[テンプレートの自動更新] を右クリックし、[実行] をクリックします。
App-V パッケージを開始します。
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