ICloneable インターフェイス

  • [アーティクル]

クローン作成をサポートします。クローン作成とは、既存のインスタンスと同じ値で、クラスの新しいインスタンスを作成することです。

この型のすべてのメンバの一覧については、ICloneable メンバ を参照してください。

Public Interface ICloneable
[C#]
public interface ICloneable
[C++]
public __gc __interface ICloneable
[JScript]
public interface ICloneable

ICloneable を実装するクラス

クラス 説明
ActiveXMessageFormatter MSMQ ActiveX コンポーネントと互換性があるフォーマットを使用して、メッセージ キュー メッセージの本文との間でプリミティブ データ型とほかのオブジェクトのシリアル化または逆シリアル化を行います。
Array 配列の作成、操作、検索、および並べ替えを行うメソッドを提供します。これにより、共通言語ランタイムのすべての配列の基本クラスとして機能します。
ArrayList 必要に応じてサイズが動的に増加する配列を使用して、 IList インターフェイスを実装します。
AssemblyName アセンブリの一意の ID を完全に記述します。
BinaryMessageFormatter バイナリ形式を使用して、オブジェクト、または関連付けられたオブジェクトのグラフ全体を、メッセージ キューのメッセージの本文にシリアル化、またはメッセージ キューのメッセージの本文から逆シリアル化します。
BitArray ビット値の小型の配列を管理します。このビット値はブール型として表され、 true はビットがオン (1)、 false はビットがオフ (0) であることを示します。
Brush この抽象基本クラスから派生したクラスでは、四角形、楕円、扇形、多角形、パスなどのグラフィカル形状の内部を塗りつぶすときに使用するオブジェクトを定義します。
CharEnumerator String の反復処理と個別の文字の読み取りをサポートします。
ColumnHeader ListView コントロール内の単一の列ヘッダー見出しを表示します。
Control.ControlCollection Control オブジェクトのコレクションを表します。
CultureInfo カルチャの名前、書記体系、使用する暦などの特定のカルチャに関する情報を表し、カルチャ固有のオブジェクトにアクセスできるようにします。このオブジェクトは、日付の形式の指定や文字列の並べ替えなどの共通の操作を行うための情報を提供します。
CustomLineCap ユーザー定義のカスタム ライン キャップをカプセル化します。
DataColumnMapping DataAdapter から継承されるオブジェクトの汎用的な列マップを格納します。このクラスは継承できません。
DataTableMapping ソース テーブルと DataTable との間に割り当てられた関係の記述を格納します。このクラスは、 DataSet にデータを格納するときに、 DataAdapter によって使用されます。
DateTimeFormatInfo カルチャに従って、 DateTime 値を形式指定および表示する方法を定義します。
DbDataAdapter IDbDataAdapter インターフェイスの実装を支援します。 DbDataAdapter の継承クラスは、厳密な型指定を行う関数のセットを実装しますが、DataAdapter を完全に実装するために必要な機能の大部分は継承します。
Delegate 静的メソッドまたはクラス インスタンスとそのクラスのインスタンス メソッドを参照するデータ構造体であるデリゲートを表します。
Font フォント フェイス、サイズ、スタイルの各属性など、テキストの特定の書式を定義します。このクラスは継承できません。
GraphicsPath 接続された一連の直線と曲線を表します。このクラスは継承できません。
Hashtable キーのハッシュ コードに基づいて編成された、キーと値の組み合わせのコレクションを表します。
Icon Windows のアイコン (オブジェクトを表すために使用される小さなビットマップ イメージ) を表します。アイコンは透明なビットマップと考えることもできますが、そのサイズはシステムによって決定されます。
Image Bitmap および Metafile の派生クラス機能を提供する抽象基本クラス。
ImageAttributes ImageAttributes オブジェクトは、レンダリング時のビットマップとメタファイルの色の操作方法に関する情報を格納します。 ImageAttributes オブジェクトは、カラー調整行列、グレースケール調整行列、ガンマ補正値、カラー マップ テーブル、色のしきい値などのカラー調整設定を保持します。

レンダリングの実行時に、色に対して修正、明度の調整、削除などの操作を実行できます。これらの操作を適用するには、 ImageAttributes オブジェクトを初期化し、 ImageAttributes オブジェクトのアドレスを Image オブジェクトのアドレスと共に、 DrawImage メソッドに渡します。
ListViewItem ListView コントロールの項目を表します。
LogicalCallContext リモートのメソッド呼び出し時に、実行コード パスと共に転送されるプロパティのセットを提供します。
ManagementBaseObject 管理オブジェクトの基本要素を格納します。より固有な管理オブジェクト クラスの基本クラスとしての役割を果たします。
ManagementOptions すべてのオプション オブジェクトの抽象基本クラスを提供します。
ManagementPath WMI (Windows Management Instrumentation) オブジェクトへのパスを解析および構築するためのラッパーを提供します。
ManagementQuery すべての管理クエリ オブジェクトの抽象基本クラスを提供します。
ManagementScope 管理操作のスコープを表します。Version 1.0 では、管理操作が実行される WMI 名前空間が、スコープによって定義されます。
Margins 印刷ページの余白を指定します。
NumberFormatInfo カルチャに応じて、数値を形式指定および表示する方法を定義します。
OdbcCommand データ ソースに対して実行する SQL ステートメントまたはストアド プロシージャを表します。このクラスは継承できません。
OdbcConnection データ ソースへの開いた接続を表します。
OdbcParameter OdbcCommand のパラメータと、必要に応じて DataColumn へのマップを表します。このクラスは継承できません。
OleDbCommand データ ソースに対して実行する SQL ステートメントまたはストアド プロシージャを表します。
OleDbConnection データ ソースへの開いた接続を表します。
OleDbParameter OleDbCommand のパラメータと、オプションとして DataSet 列に対するマップを表します。このクラスは継承できません。
OperatingSystem バージョンやプラットフォーム ID など、オペレーティング システムについての情報を表します。
OracleBFile Oracle の BFILE データ型で動作する、マネージ オブジェクト OracleBFile を表します。このクラスは継承できません。
OracleCommand データベースに対して実行する SQL ステートメントまたはストアド プロシージャを表します。このクラスは継承できません。
OracleConnection データベースへの開いた接続を表します。このクラスは継承できません。
OracleLob Oracle サーバーに格納される、 LOB (Large Object Binary) データ型を表します。このクラスは継承できません。
OracleParameter OracleCommand のパラメータと、オプションとして DataColumn に対するマップを表します。このクラスは継承できません。
PageSettings 単一の印刷ページに適用する設定を指定します。
Pen 直線および曲線の描画に使用するオブジェクトを定義します。このクラスは継承できません。
PrinterSettings ドキュメントの印刷方法に関する情報 (印刷に使用するプリンタなど) を指定します。
Queue オブジェクトの先入れ先出しコレクションを表します。
ScrollableControl.DockPaddingEdges ドッキングされたコントロールの境界の埋め込みを決定します。
SortedList キーによって並べ替えられ、キーとインデックスを使ってアクセスできる、キーと値の組み合わせのコレクションを表します。
SqlCeCommand データ ソースに対して実行する SQL ステートメントを表します。
SqlCeParameter SqlCeCommand のパラメータと、オプションで DataSet 列に対するマップを表します。このクラスは継承できません。
SqlCommand SQL Server データベースに対して実行する Transact-SQL ステートメントまたはストアド プロシージャを表します。このクラスは継承できません。
SqlConnection SQL Server データベースへの開いた接続を表します。このクラスは継承できません。
SqlParameter SqlCommand のパラメータと、オプションで DataSet 列に対するマップを表します。このクラスは継承できません。
Stack オブジェクトの単純な後入れ先出しコレクションを表します。
String テキスト、つまり一連の Unicode 文字を表します。
StringFormat 配置や行間などのテキスト レイアウト情報、省略記号の挿入や国別の代替の数字形式などの表示方法、および OpenType 機能をカプセル化します。このクラスは継承できません。
TreeNode TreeView のノードを表します。
Version 共通言語ランタイム アセンブリのバージョン番号を表します。このクラスは継承できません。
XmlMessageFormatter XSD スキーマ定義の XML 書式を使用して、メッセージ本文との間でオブジェクトをシリアル化および逆シリアル化します。
XmlNode XML ドキュメント内の単一のノードを表します。
XPathNavigator カーソル モデルを使用して任意のデータ ストアからデータを読み取ります。
XPathNodeIterator 選択したノード セットに反復子を提供します。

解説

ICloneable インターフェイスには、 Clone というメンバが 1 つあります。このメンバは、 MemberwiseClone で実行できるより高度なクローン作成をサポートするために用意されています。

必要条件

名前空間: System

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

ICloneable メンバ | System 名前空間