Message.UseJournalQueue プロパティ

送信元のコンピュータの履歴にメッセージのコピーを保持するかどうかを示す値を取得または設定します。

Public Property UseJournalQueue As Boolean
[C#]
public bool UseJournalQueue {get; set;}
[C++]
public: __property bool get_UseJournalQueue();public: __property void set_UseJournalQueue(bool);
[JScript]
public function get UseJournalQueue() : Boolean;public function set UseJournalQueue(Boolean);

プロパティ値

メッセージが (送信元のコンピュータから次のサーバーに) 正常に送信された後に送信元コンピュータの履歴にメッセージのコピーを保持するように要求する場合は true 。それ以外の場合は false 。既定値は false です。

例外

例外の種類 条件
InvalidOperationException フィルタ処理されたメッセージ キューが、 UseJournalQueue プロパティを無視します。

解説

UseJournalQueue プロパティと UseDeadLetterQueue プロパティは、メッセージ キューによるメッセージの追跡方法を指定します。 UseJournalQueuetrue の場合は、メッセージ送信の各ステップにおいて送信元コンピュータの履歴にコピーが保持されます。

メモ   送信されるメッセージが履歴キューにコピーされるのは、送信先キューがリモート コンピュータ上にある場合だけです。送信先がローカル コンピュータ上の場合、メッセージはキューに直接送信されるため、履歴へのコピー保持を必要とする中間ステップはありません。

メッセージを履歴キューに格納する場合は、不要になったメッセージが削除されるように定期的に履歴キューを空にしてください。履歴キューに格納されたメッセージは、履歴キューが存在するコンピュータのクォータに影響します。コンピュータ クォータは管理者によって設定されます。

メモ   履歴キューまたは配信不能キューは作成しません。この 2 つのキューは、どちらもメッセージ キューによって生成されるシステム キューです。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

.NET Framework セキュリティ:

参照

Message クラス | Message メンバ | System.Messaging 名前空間 | UseDeadLetterQueue | UseTracing | MessageQueue.UseJournalQueue | MaximumJournalSize