<defaultFtpCachePolicy> 要素 (ネットワーク設定)

更新 : 2007 年 11 月

FTP キャッシュがアクティブであるかどうかを指定し、既定のキャッシュ ポリシーを指定します。

<configuration> 要素
  <system.Net> 要素 (ネットワーク設定)
    <requestCaching> 要素 (ネットワーク設定)
      <defaultFtpCachePolicy> 要素 (ネットワーク設定)

< defaultFtpCachePolicy
  policyLevel="BypassCache|Default|CacheOnly|CacheIfAvailable|Revalidate|Reload|NoCacheNoStore|Revalidate"
/>

属性と要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性

説明

policyLevel

FTP キャッシュ ポリシーを指定します。既定値は、Default です。

policyLevel 属性

説明

Default

キャッシュされているリソースが最新であり、content length が正しく、expiration 属性、modification 属性、および content length 属性が指定されている場合、キャッシュされているリソースを返します。

BypassCache

サーバーからリソースを返します。

CacheOnly

content length が指定されており、エントリのサイズに一致する場合、キャッシュされているリソースを返します。

CacheIfAvailable

content length が指定されており、エントリのサイズに一致する場合には、キャッシュされているリソースを返します。その他の場合には、対象のリソースをサーバーからダウンロードした上で、呼び出し元に返します。

Revalidate

キャッシュされているリソースのタイムスタンプが、サーバー上のリソースのタイムスタンプと等しい場合には、キャッシュされているリソースを返します。その他の場合には、対象のリソースをサーバーからダウンロードし、キャッシュに格納し、呼び出し元に返します。

Reload

リソースをサーバーからダウンロードし、キャッシュに格納した上で、そのリソースを呼び出し元に返します。

NoCacheNoStore

リソースがキャッシュされている場合は、これを削除します。サーバーからリソースをダウンロードし、呼び出し元に返します。

Revalidate

キャッシュされているリソースのタイムスタンプが、サーバー上のリソースのタイムスタンプと一致する場合には、キャッシュされているリソースのコピーを返して、要求を満たします。その他の場合には、対象のリソースをサーバーからダウンロードして呼び出し元に返し、キャッシュに格納します。

子要素

なし。

親要素

要素

説明

requestCaching

ネットワーク要求のキャッシュ機構を制御します。

使用例

次のコード例は、NoCacheNoStore の FTP キャッシュ ポリシーを指定する方法を示しています。

<configuration>
  <system.net>
    <requestCaching>
      <defaultFtpCachePolicy
        Level="NoCacheNoStore">
      </defaultFtpCachePolicy>
    </requestCaching>
  </system.net>
</configuration>

参照

参照

ネットワーク設定スキーマ

System.Net.Cache

WebRequest

RequestCacheLevel