方法 : クラスまたは構造体に基本的なデータ コントラクトを作成する
このトピックでは、クラスまたは構造体を使ってデータ コントラクトを作成する基本的な手順を示します。データ コントラクトおよびその使用方法詳細については、 、「データ コントラクトの使用」を参照してください。
基本的な Windows Communication Foundation (WCF) サービスおよびクライアントの作成方法を順を追って解説したチュートリアルが必要な場合は、「チュートリアル入門」を参照してください。基本的なサービスとクライアントで構成される実際のサンプル アプリケーションについては、「Basic Data Contract」を参照してください。
クラスまたは構造体に基本的なデータ コントラクトを作成するには
クラスに DataContractAttribute 属性を適用することにより、データ コントラクトを持つ型であることを宣言します。パブリック型は、属性のないものも含めてすべてシリアル化されます。DataContractAttribute 属性がない場合は、DataContractSerializer によってデータ コントラクトが推論されます。詳細な情報については、次のページを参照してください。 「シリアル化可能な型」を参照してください。
シリアル化するメンバ (プロパティ、フィールド、またはイベント) を定義します。これは、該当する各メンバに DataMemberAttribute 属性を適用することで行います。このようなメンバのことを、データ メンバと呼びます。既定では、すべてのパブリック型がシリアル化されます。詳細な情報については、次のページを参照してください。 「シリアル化可能な型」を参照してください。
メモ : プライベート フィールドであっても、DataMemberAttribute 属性を適用すると、データが外部に公開されることになります。機密性のあるデータが含まれていないかどうか確認してください。
例
次の例では、DataContractAttribute 属性と DataMemberAttribute 属性をクラスとそのメンバに適用して、Person
型のデータ コントラクトを作成する方法を示します。
関連項目
リファレンス
DataContractAttribute
DataMemberAttribute