CorDebugBlockingReason 列挙体

  • [アーティクル]

特定のオブジェクトでスレッドがブロックされる理由を指定します。

Typedef enum CorDebugBlockingReason
{
   BLOCKING_NONE = 0
   BLOCKING_MONITOR_CRITICAL_SECTION = 1
   BLOCKING_MONITOR_EVENT = 2
}  CorDebugBlockingReason;

メンバー

メンバー

説明

BLOCKING_NONE

内部使用のみ。

BLOCKING_MONITOR_CRITICAL_SECTION

スレッドは、オブジェクトのモニター ロックに関連付けられているクリティカル セクションを取得しようとしています。 通常、この動作は、Monitor.Enter メソッドと Monitor.TryEnter メソッドのいずれかを呼び出すと行われます。

BLOCKING_MONITOR_EVENT

スレッドは、オブジェクトのモニター ロックに関連付けられているイベントで待機しています。 通常、この動作は、System.Threading.Monitor Wait メソッドのいずれかを呼び出すと行われます。

解説

BLOCKING_MONITOR_CRITICAL_SECTION メンバーまたは BLOCKING_MONITOR_EVENT メンバーが CorDebugBlockingObject 構造体で使用されている場合、構造体の pBlockingObject メンバーは、入力されているオブジェクトを表す ICorDebugValue インターフェイスを指します。 また、ICorDebugHeapValue3 インターフェイスが必ず実装されます。

必要条件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4

参照

その他の技術情報

列挙体のデバッグ

デバッグ (アンマネージ API リファレンス)