方法: クライアント データ サービス クラスを手動で生成する (WCF Data Services)
WCF Data Services を Visual Studio に統合すると、[サービス参照の追加] ダイアログ ボックスを使用して参照を Visual Studio プロジェクト内のデータ サービスに追加するときに、クライアント データ サービス クラスを自動的に生成できるようになります。 詳細については、「方法: データ サービス参照を追加する (WCF Data Services)」を参照してください。 コード生成ツールの DataSvcUtil.exe を使用して、同じクライアント データ サービス クラスを手動で生成することもできます。 WCF Data Services に含まれるこのツールは、データ サービス定義から .NET Framework クラスを生成します。 このツールを使用して、概念モデル (.csdl) ファイル、および Visual Studio プロジェクトの Entity Framework モデルを表す .edmx ファイルからデータ サービス クラスを生成することもできます。
このトピックの例は、Northwind サンプル データ サービスに基づいてクライアント データ サービス クラスを作成します。 このサービスは、WCF Data Services クイック スタートを完了したときに作成されます。 このトピックのいくつかの例では、Northwind モデルの概念モデル ファイルが必要です。 詳細については、「How to: Use EdmGen.exe to Generate an Entity Data Model (Entity Framework)」を参照してください。 このトピックのいくつかの例では、Northwind モデルの .edmx ファイルが必要です。 詳細については、「.edmx File Overview (Entity Framework)」を参照してください。
データ バインディングをサポートする C# クラスを生成するには
コマンド プロンプトで、次のコマンド (改行なし) を実行します。
"%windir%\Microsoft.NET\Framework\v3.5\DataSvcUtil.exe" /dataservicecollection /version:2.0 /language:CSharp /out:Northwind.cs /uri:https://localhost:12345/Northwind.svc
注 : /uri:
パラメーターの値は Northwind サンプル データ サービスのインスタンスの URI で置き換える必要があります。
データ バインディングをサポートする Visual Basic クラスを生成するには
コマンド プロンプトで、次のコマンド (改行なし) を実行します。
"%windir%\Microsoft.NET\Framework\v3.5\DataSvcUtil.exe" /dataservicecollection /version:2.0 /language:VB /out:Northwind.vb /uri:https://localhost:12345/Northwind.svc
注 : /uri:
パラメーターの値は Northwind サンプル データ サービスのインスタンスの URI で置き換える必要があります。
サービス URI に基づいて C# クラスを生成するには
コマンド プロンプトで、次のコマンド (改行なし) を実行します。
"%windir%\Microsoft.NET\Framework\v3.5\DataSvcUtil.exe" /language:CSharp /out:northwind.cs /uri:https://localhost:12345/Northwind.svc
注 : /uri:
パラメーターの値は Northwind サンプル データ サービスのインスタンスの URI で置き換える必要があります。
サービス URI に基づいて Visual Basic クラスを生成するには
コマンド プロンプトで、次のコマンド (改行なし) を実行します。
"%windir%\Microsoft.NET\Framework\v3.5\datasvcutil.exe" /language:VB /out:Northwind.vb /uri:https://localhost:12345/Northwind.svc
注 : /uri:
パラメーターの値は Northwind サンプル データ サービスのインスタンスの URI で置き換える必要があります。
概念モデル ファイル (CSDL) に基づいて C# を生成するには
コマンド プロンプトで、次のコマンド (改行なし) を実行します。
"%windir%\Microsoft.NET\Framework\v3.5\datasvcutil.exe" /language:CSharp /in:Northwind.csdl /out:Northwind.cs
概念モデル ファイル (CSDL) に基づいて Visual Basic を生成するには
コマンド プロンプトで、次のコマンド (改行なし) を実行します。
"%windir%\Microsoft.NET\Framework\v3.5\datasvcutil.exe" /language:VB /in:Northwind.csdl /out:Northwind.vb
.edmx ファイルに基づいて C# クラスを生成するには
コマンド プロンプトで、次のコマンド (改行なし) を実行します。
"%windir%\Microsoft.NET\Framework\v3.5\datasvcutil.exe" /language:CSharp /in:Northwind.edmx /out:c:\northwind.cs
.edmx ファイルに基づいて Visual Basic クラスを生成するには
コマンド プロンプトで、次のコマンド (改行なし) を実行します。
"%windir%\Microsoft.NET\Framework\v3.5\datasvcutil.exe" /language:VB /in:Northwind.edmx /out:c:\northwind.vb
参照
処理手順
方法: データ サービス参照を追加する (WCF Data Services)
リファレンス
WCF Data Service クライアント ユーティリティ (DataSvcUtil.exe)