<filter>

受信メッセージの評価に使用される Windows Communication Foundation (WCF) MessageFilter の種類と、フィルターが必要とする任意のサポート対象のデータまたはパラメーターを指定するルーティング フィルターを定義します。

スキーマの階層

<system.serviceModel>
  <routing>
    <routing> の <filters>
      <filter>

構文

   <routing>      <filters>        <filter customType=”String”                filterData=”String”                filterType="Action/Address/AddressPrefix/And/Custom/Endpoint/MatchAll/XPath"                 name="String" />      </filters></routing>

属性と要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明

customType 

フィルターとして使用されるカスタム型の完全修飾型名を示す文字列。 filterType custom に設定されている場合、この属性には作成するクラスの完全修飾型名が指定されます。filterData には、カスタム型フィルターの評価時に使用される値を含めることもできます。

filterData

フィルター データを示す文字列。この属性を指定する方法の詳細については、「FilterData」を参照してください。

filterType

フィルターの種類を示す文字列。この属性は FilterType 型です。filterData 属性を使用する方法の詳細については、「FilterData」を参照してください。

name

フィルター要素の一意の名前を示す文字列。

子要素

なし。

親要素

要素 説明

<routing>

受信メッセージの評価に使用される Windows Communication Foundation (WCF) MessageFilter の種類を指定するルーティング フィルター セットを定義する構成セクション。

参照

リファレンス

System.ServiceModel.Routing.Configuration.FilterElement
FilterData
FilterType