ICorDebugManagedCallback::DebuggerError メソッド

  • [アーティクル]

共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) のイベントを処理しようとしてエラーが発生したことを、デバッガーに通知します。

HRESULT DebuggerError (
    [in] ICorDebugProcess *pProcess,
    [in] HRESULT           errorHR,
    [in] DWORD             errorCode
);

パラメーター

  • pProcess
    [入力] イベントが発生したプロセスを表す ICorDebugProcess オブジェクトへのポインター。

  • errorHR
    [入力] イベント ハンドラーから返された HRESULT 値。

  • errorCode
    [入力] CLR エラーを指定する整数。

解説

エラーによっては、プロセスはパススルー モードになります。

DebugError コールバックはエラーのためにデバッグ サービスが使用できなくなっていることを示すので、エンド ユーザーが利用できるエラー メッセージをデバッガーによって作成する必要があります。 ICorDebugProcess::GetID を呼び出すことはできますが、ICorDebug::Terminate を含む他のすべてのメソッドを呼び出すことはできません。 デバッガーは、プロセスを終了するためにオペレーティング システムの機能を使用します。

必要条件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0

参照

参照

ICorDebugManagedCallback インターフェイス