ICorDebugManagedCallback2 インターフェイス

[アーティクル]
08/09/2011

デバッガーの例外処理およびマネージデバッグアシスタント (MDA: Managed Debugging Assistants) をサポートするメソッドを提供します。 ICorDebugManagedCallback2 は、ICorDebugManagedCallback インターフェイスの論理的な拡張です。

メソッド

メソッド	説明
ICorDebugManagedCallback2::ChangeConnection メソッド	指定した接続に関連付けられているタスクセットが変更されたことをデバッガーに通知します。
ICorDebugManagedCallback2::CreateConnection メソッド	新しい接続が作成されたことをデバッガーに通知します。
ICorDebugManagedCallback2::DestroyConnection メソッド	指定した接続が終了したことをデバッガーに通知します。
ICorDebugManagedCallback2::Exception メソッド	例外ハンドラーの検索を開始したことをデバッガーに通知します。
ICorDebugManagedCallback2::ExceptionUnwind メソッド	例外のアンワインド処理中にステータス通知を出します。
ICorDebugManagedCallback2::FunctionRemapComplete メソッド	コード実行が、編集された関数の新しいバージョンに切り替わったことをデバッガーに通知します。
ICorDebugManagedCallback2::FunctionRemapOpportunity メソッド	コード実行が、編集された関数の古いバージョンのシーケンスポイントに達したことをデバッガーに通知します。
ICorDebugManagedCallback2::MDANotification メソッド	コード実行が、マネージデバッグアシスタント (MDA) メッセージを検出したことを通知します。

解説

ICorDebugManagedCallback2 インターフェイスは ICorDebugManagedCallback インターフェイスを拡張し、.NET Framework Version 2.0 で導入された新しいデバッグイベントを処理します。

.NET Framework 2.0 アプリケーションをデバッグする場合は、デバッガーに ICorDebugManagedCallback2 を実装する必要があります。 ICorDebugManagedCallback または ICorDebugManagedCallback2 のインスタンスは、コールバックオブジェクトとして ICorDebug::SetManagedHandler に渡されます。

メモ
このインターフェイスは、コンピューター間またはプロセス間でのリモート呼び出しをサポートしていません。