<transactionFlow>

カスタム バインディングのトランザクション フロー サポートを指定します。

スキーマの階層

<system.serviceModel>
  <bindings>
    <customBinding>
      <binding>
        <transactionFlow>

構文

<transactionFlow transactionProtocol="OleTransactions/WSAtomicTransactionOctober2004"/>

属性と要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明

transactionProtocol

使用されるトランザクション プロトコルを指定します。有効な値は次のとおりです。

  • OleTransactions

  • WSAtomicTransactionOctober2004

既定値は OleTransactions です。

この属性は TransactionProtocol 型です。

子要素

なし。

親要素

要素 説明

<binding>

カスタム バインディングのすべてのバインディング機能を定義します。

解説

この要素により、受信トランザクションの目的のプロトコル形式を指定できるだけでなく、エンドポイントのバインディング設定で受信トランザクション フローを有効または無効にできます。この構成要素の使い方の詳細については、「ServiceModel Transaction Configuration」および「Enabling Transaction Flow」を参照してください。

ms731365.Caution(ja-jp,VS.100).gif注意 :
OleTransactions プロトコルを使用してエンドポイント間でトランザクションをフローさせるとき、フロー先のエンドポイントが OleTransactions 以外のプロトコルを使用して再びフローを試みると、トランザクション タイムアウトが失われる場合があります。その結果、OleTransactions ホップより後のすべてのダウンレベル ノードが、予想より遅くタイムアウトする可能性があります。

参照

リファレンス

<customBinding>
TransactionFlowElement
TransactionFlowBindingElement
CustomBinding

その他のリソース

ServiceModel Transaction Configuration
Enabling Transaction Flow
Windows Communication Foundation Bindings
Extending Bindings
Custom Bindings