エンタープライズ携帯電話テレフォニーの機能強化

トピックの最終更新日: 2009-04-01

外部音声とも呼ばれるエンタープライズ携帯電話テレフォニーを使用すると、Microsoft Office Communicator Mobile for Windows Mobile の 2007 R2 バージョンのユーザーと新しい Microsoft Office Communicator Mobile for Java のユーザーは、携帯電話会社の回線交換網を経由するエンタープライズ VoIP 通話を設定して制御することができます**。エンタープライズ携帯電話テレフォニーにより、ユーザーの携帯電話はもう 1 つの統合コミュニケーション エンドポイントとなり、Office Communicator 自体とほぼ同じレベルの接続性と制御が提供されます。これらの機能には、次のものが含まれます。

• クリック通話
  携帯電話のユーザーは、連絡先の単一電話番号または SIP URI をクリックして音声通話を開始できます。
• 同一番号通話
  各ユーザーには、一意の 1 つの番号が割り当てられ、その番号を介して、携帯電話を含むそのユーザーの登録済みのすべてのエンドポイントに接続することができます。ユーザーは、どの使用可能なデバイスでも着信を受け取ることができます。その 1 つの番号さえ知っていれば、そのユーザーに連絡を取ることができます。一方、ユーザーは、その 1 つの番号のみを知らせるだけで済み、携帯電話の番号を公開する必要がなくなります。
• 最小コスト ルーティング
  サポートされているモバイル クライアントから長距離の PSTN 番号に発信した通話は、企業の IP ネットワークを介して、宛先の番号の場所に最も近い PSTN ゲートウェイにルーティングできます。このように企業の IP ネットワークを介してモバイル ユーザーの通話をルーティングすると、通常は、同じ通話を PSTN を介して完全にルーティングした場合よりもコストを削減することができます。