グループ チャット サーバーのインストール

トピックの最終更新日: 2009-04-28

Microsoft Office Communications Server グループ チャット サーバーをインストールするには、2 つのウィザードを使用します。1 つはグループ チャット セットアップ ウィザードで、もう 1 つはサーバーの構成ウィザードです。グループ チャット セットアップ ウィザードは、コンピュータにサーバーとサービスをインストールします。サーバーの構成ウィザード (グループ チャット セットアップ ウィザードの終了時に自動的に開始される) は、現在の環境で使用できるようにサーバーとサービスを準備します。

Office Communications Server グループ チャット サーバーをインストールするには、参照サービス、チャネル サービス、および Web サービスを実行している各サーバーに対して、Office Communications Server 2007 R2 内部サーバーが使用するのと同じ証明機関 (CA) から発行された証明書が必要です。特に外部の CA を使用する場合は、必要な証明書をすべて用意してからグループ チャットのインストールを開始するようにしてください。証明書の詳細については、「グループ チャット サーバーの証明書の取得」を参照してください。

最初のグループ チャット サーバー インスタンスをインストールした後、追加のグループ チャット サーバー インスタンスをインストールしてグループ チャット サーバー プールを作成すると、スケーラビリティとフェールオーバーを実現できます。これらのサーバー インスタンスは、グループ チャット サーバーを最初にインストールしたコンピュータとは別のコンピュータにインストールする必要があります。コンプライアンス サービスをインストールする場合は、同じウィザードを使用できますが、別のコンピュータにインストールする必要があります。

スケーラビリティの詳細については、「処理能力の計画」を参照してください。

Dd425173.note(ja-jp,office.13).gif注:
インストールが完了したら、チャネル サービス、Web サービス、およびコンプライアンス サービス アカウントのデータベース ロール メンバシップを、db_owner からそれぞれ ChannelServerWebServer、および ComplianceServer に変更することをお勧めします。これらの新しいロールは、インストール時に作成されます。データベース ロールの割り当ての詳細については、「SQL Server のアカウントとアクセス許可の設定」を参照してください。