連絡先リストの新機能

トピックの最終更新日: 2009-01-22

Office Communicator 2007 R2 の連絡先リストには、電話の連絡先、着信の転送グループ、および現在の会話を管理するための次の新機能があります。

• 任意のビューにおける表示名での並べ替え。[連絡先リスト]、[アクセス レベル]、[マークした連絡先] のどのビューを選択した場合でも、プレゼンス状態ではなく表示名のアルファベット順に連絡先を並べ替えることができるようになりました。そのため、連絡先リストをアドレス帳として使用できます。
• 電話番号の連絡先。社外の電話番号を連絡先リストに追加できるため、Communicator を所有していない人 (友人、家族など) に簡単に電話をかけることができます。[検索] ボックスに電話番号を入力し、それを連絡先リストに移動できます。また、最近ダイヤルした電話番号がある場合は、その電話番号が連絡先リストの [最近の連絡先] に表示されます。ユーザーは、その電話番号を連絡先リストに移動できます。
• 連絡先リストの新しいグループ (代理人グループおよびチーム呼び出しグループ)。Communicator 2007 R2 では、連絡先リストに [チーム呼び出しグループ] または [代理人] グループを表示できます。これら 2 つのグループを表示できるかどうかは、着信の転送設定の構成によって決まります。チーム呼び出し機能に対応したチーム呼び出しグループを設定している場合は、連絡先リストに [チーム呼び出しグループ] を表示できます。詳細については、「Office Communicator のチーム呼び出し」を参照してください。自分の代理として、Microsoft Office Communications Server 2007 R2 Attendant を使用して着信への応答と発信を行う代理人が設定されている場合は、連絡先リストに [代理人] グループを表示できます。詳細については、「Office Communicator の通話の委任」を参照してください。連絡先リストでこれらのグループに連絡先を追加する際に、ドラッグ アンド ドロップは使用できません。これらの機能は [着信の転送設定] で構成する必要があるので、連絡先をこれらのグループのどちらかにドラッグしようとすると、[着信の転送設定] ダイアログ ボックスを開くかどうかを確認するメッセージが表示されます。
• 新しい "現在の会話" グループ。アクティブな Communicator 会話が 1 つ以上あるとき、[現在の会話] という新しいグループが Communicator の連絡先リストの最上部に表示されます。このグループを使用すると、アクティブな会話を簡単に調べることができます。また、リスト内のいずれかの会話をダブルクリックして、その会話にすぐに移動することもできます。
• "最後のアクティブ時" プレゼンス情報を「会社」アクセス レベルで確認できる。「会社」アクセス レベルを割り当てられている連絡先は、状態が [オフライン]、[退席中]、または [不在] のユーザーが席を離れている時間を確認できます。以前は、この情報を確認できるのは「個人」または「チーム」アクセス レベルを割り当てられている連絡先に限られていました。