自動デバイス更新

トピックの最終更新日: 2008-12-09

クライアント側ハードウェア内のソフトウェアを常に最新のバージョンに更新することは、組織にとって大きな課題になる可能性があります。クライアント パーソナル コンピュータには Windows Update などのさまざまな更新ソリューションがありますが、その他のデバイスも最新の状態を保つ必要があります。通常は、ハードウェア メーカーが、更新に関する有益な情報とサポートを提供します。

Office Communications Server 2007 R2 がサポートする統合コミュニケーション デバイスである Microsoft Communicator 2007 R2 Phone Edition と Microsoft RoundTable 会議デバイスを展開した場合、これらのデバイスは、組織の IT 部門による定期的なメンテナンスを受ける必要があります。このメンテナンスには、ソフトウェア更新プログラムの提供が含まれます。ソフトウェア更新プログラムは、最新の機能強化で構成される場合も、デバイスに現在展開されているバージョンの問題を修正できる場合もあります。更新プログラムは、デバイスのオペレーティング システムの新バージョンを提供することもできます。組織の統合コミュニケーション デバイスのセキュリティと正常な機能を維持するには、これらの更新プログラムを定期的に受信することが重要です。

デバイス更新サービスを使用することで、Communicator 2007 R2 Phone Edition と RoundTable デバイスの更新プロセスを自動化できます。Office Communications Server 2007 R2 では、デバイス更新サービス (以前はソフトウェア更新サービスと呼ばれていました) の旧バージョンを大幅に改良し、展開と管理を単純化しています。

ソフトウェア更新プログラムは、これらの統合コミュニケーション デバイスの両方で入手可能になっているため、管理者は、Microsoft の Web サイトから更新プログラムをダウンロードできます。その後、管理者は、更新プログラムをテストし、組織の統合コミュニケーション デバイスで使用することを承認するかどうかを決定できます。統合コミュニケーション デバイスは、承認された更新プログラムを、24 時間置きまたはデバイスの起動時に定期的にチェックするようにプログラムされています。承認された更新プログラムが入手可能な場合は、デバイスが使用されていないときに、それが自動的にインストールされます。必要であれば、管理者は、デバイスにインストールされた更新プログラムをロールバックして、以前のバージョンに戻すことができます。デバイス更新サービスは、管理者が更新プログラムとデバイスの追跡や問題の解決を行うために使用できるデバイス ログと更新プログラム ログを保存します。

Communicator Phone Edition と RoundTable デバイスの詳細については、「会議デバイス」と「テレフォニー デバイス」を参照してください。デバイス更新サービスの展開の詳細については、「デバイス更新サービス」を参照してください。