展開ウィザードを使用した Communicator Web Access 仮想サーバーの作成

トピックの最終更新日: 2009-08-06

この手順では、展開ウィザードを使用して Communicator Web Access (2007 R2 リリース) が実行されているコンピューターに 1 つ目の仮想サーバーをインストールすることを前提としています。また、Communicator Web Access のインストールとアクティブ化が終了した直後で展開ウィザードがまだ実行中であることを前提としています。展開ウィザードが実行中でない場合、またはこれがコンピューターに作成する 1 つ目の仮想サーバーではない場合は、「コマンド ラインを使用した Communicator Web Access 仮想サーバーの作成」または「Communicator Web Access スナップインを使用した Communicator Web Access 仮想サーバーの作成」を参照してください。

1 つ目の仮想サーバーを作成するには

  1. [Communicator Web Access の展開] ページの [ステップ 3: 仮想サーバーの作成] で [実行] をクリックします。

  2. 仮想サーバー作成ウィザードの [ようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。

  3. [仮想サーバーの種類の選択] ページで、[内部] または [外部] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  4. [認証の種類の選択] ページで、次のいずれかの操作を行います。

    • 仮想サーバーでオペレーティング システムに組み込まれている認証方法をサポートする場合は、[組み込み認証を使用する] をオンにして、[次へ] をクリックします。
    • 仮想サーバーでオペレーティング システムに組み込まれていない認証方法をサポートする場合は、[カスタム認証を使用する] をオンにします。このオプションを選択した場合は、[サインアウト URL (オプション)] ボックスに URL を入力することもできます。これは、Communicator Web Access からのサインアウト後に表示される Web ページの URL を表します。[次へ] をクリックします。
  5. 次のいずれかの操作を行います。

    • 組み込み認証を選択し、内部仮想サーバーを作成する場合は、[認証の種類の選択] ページで、[フォーム ベース認証][統合 (NTLM/Kerberos) パスワード認証]、またはその両方をオンにします。[次へ] をクリックします。
    • 外部仮想サーバーを作成している場合は、[認証の種類の選択] ページが表示されます。ただし、認証メカニズムを選択することはできません。代わりに、[フォーム ベース認証] が自動的に選択されます。[次へ] をクリックします。
    • カスタム認証を選択した場合は、[認証の種類の選択] ページは表示されません。これは、フォーム ベース認証も統合パスワード認証もカスタム認証とは併用できないためです。この場合は、すぐに [接続の種類の選択] ページが表示されます。
  6. [接続の種類の選択] ページで、次のいずれかの操作を行います。

    • [HTTP (SSL アクセラレータと共に使用される可能性があります)] をクリックし、[次へ] をクリックします。
    • [HTTPS (推奨)] をクリックし、[証明書の選択] をクリックします。[証明書の選択] ダイアログ ボックスで、この仮想サーバーで使用する証明書を選択します。適切な証明書をクリックし、[OK] をクリックします。[接続の種類の選択] ページで [次へ] をクリックします。
  7. [IP アドレスとポートの設定の選択] ページで、仮想サーバーに割り当てる IP アドレスを選択します。[ポート] ボックスに、仮想サーバーが使用するポートを入力します。[次へ] をクリックします。

  8. [サーバーの説明] ページの [説明] ボックスに、仮想サーバーの名前を入力します。これにより、Communicator Web Access スナップインとインターネット インフォメーション サービス (IIS) スナップインの両方で仮想サーバーが識別されるようになります。[次へ] をクリックします。

  9. [リッスン ポートの選択] ページの [リッスン ポート] ボックスに、Communicator Web Access サーバーでセッション開始プロトコル (SIP) メッセージをリッスンする際に使用するポート番号を入力し、[次へ] をクリックします。他のアプリケーションが使用中のポート (リモート デスクトップで使用するポート 135 や、ファイル共有およびプリンター共有で使用するポート 445 など) を選択しないでください。使用中のポートを選択してもセットアップは継続されますが、セットアップ完了時に仮想サーバーを起動できなくなります。

  10. [プールの選択] ページで、匿名ユーザーの "次ホップ" サーバーとして機能する Office Communications Server 2007 R2 サーバーまたはサーバー プールの完全修飾ドメイン名を選択します。[次ホップ プール] ボックスの一覧で次ホップ サーバーを選択して、[ポート] ボックスに SIP リッスン ポート (通常はポート 5061) を入力し、[次へ] をクリックします。

  11. [サーバーの開始オプション] ページで、[仮想サーバー作成ウィザード終了後に、この仮想サーバーを開始する] をオンにし、[次へ] をクリックします。これにより、仮想サーバーは、作成後すぐに開始されます。

  12. [仮想サーバーを作成する前に設定を確認します] ページで、仮想サーバーが正しく構成されていることを確認し、[次へ] をクリックします。

  13. [仮想サーバー作成の完了] ページで、[閉じる] をクリックして仮想サーバー作成ウィザードを閉じます。