言語パックのインストール

トピックの最終更新日: 2009-07-21

言語パックには、応答グループ サービスで使用される読み上げ機能と音声認識機能を提供する言語リソースが含まれています。既定では、Office Communications Server 2007 R2 を展開すると、英語 (米国) の言語パックがインストールされます。別の言語のサポートが必要な場合は、追加の言語パックをインストールできます。

言語パックをインストールするには、次の操作を実行する必要があります。

  • 言語パックをインストールします。
  • RGSLang.exe を使用して言語パックを登録します。
  • 応答グループ サービス アプリケーションを再起動します。

言語パックのインストール

追加の言語パックは、Microsoft Office Communications Server 2007 R2 CD に収録されています。言語パックは、読み上げと音声認識に使用します。これらの言語技術は、応答グループの開始メッセージまたは対話型音声応答を構成するために使用されます。

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言語パックは、エンタープライズ プールの各フロントエンド サーバーにインストールする必要があります。
Dd441219.note(ja-jp,office.13).gif注:
東アジアの言語パックをインストールしている場合は、東アジアの言語をサポートするファイルもインストールすることをお勧めします。これは、応答グループ構成ツールにアクセスする必要のある、Windows Server 2003 が稼動しているどのコンピュータにも適用されます。東アジア言語のサポートを有効にする方法の詳細については、「Add Language Support (言語サポートの追加)」を参照してください。

言語パックをインストールするには

  1. Domain Admins グループのメンバであるアカウントを使用して、Enterprise Edition サーバーまたは Standard Edition サーバーにログオンします。

  2. Microsoft Office Communications Server 2007 R2 CD を挿入します。

  3. Windows エクスプローラで、CD ドライブに移動します。

  4. Setup\amd64\Setup\Speech フォルダに移動します。

  5. インストールする言語に対応するフォルダをダブルクリックし、msserverspeechlangpack_Language_Culture_ID.msi ファイルをダブルクリックします。

言語パックの登録

RGSLang.exe ユーティリティは、言語パックの登録に使用する Office Communications Server 2007 R2 Resource Kit ツールです。このツールでは、レジストリ設定と、Windows Management Instrumentation (WMI) で構成された言語とを比較します。違いがあった場合は、WMI がレジストリ設定に合わせて更新されます。

Dd441219.note(ja-jp,office.13).gif注:
WMI プロパティはプール レベルで設定されるため、言語パックを Enterprise Edition プールの各フロントエンド サーバーに登録する必要はありません。

Resource Kit ツールをインストールするには

  1. Office Communications Server 2007 R2 Resource Kit ツールは、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。

  2. 応答グループ サービスがインストールされるサーバーに Resource Kit ツールをインストールします。

言語パックを登録するには

  1. RTCUniversalServerAdmins グループのメンバとして、Office Communications Server 2007 R2 Resource Kit ツールがインストールされているコンピュータにログオンします。

  2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、[名前] ボックスに「cmd」と入力し、[OK] をクリックします。

  3. コマンド プロンプトで、RGSCOT.exe ユーティリティが含まれているディレクトリに移動します (既定の場所は %ProgramFiles%\Microsoft Office Communications Server 2007 R2\ResKit\RGS です)。

  4. 「RGSLang sync」と入力し、Enter キーを押します。

応答グループ サービス アプリケーションの再起動

言語の変更を実装するには、応答グループ サービスを再起動する必要があります。

応答グループ サービスを再起動するには

  1. RTCUniversalServerAdmins グループのメンバであるアカウントを使用して、Enterprise Edition サーバーまたは Standard Edition サーバーにログオンします。

  2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。

  3. 「services.msc」と入力し、[OK] をクリックし、サービス スナップインを開きます。

  4. [Office Communications Server 応答グループ] を選択し、[再起動] をクリックします。

関連項目

概念

ワークフローの作成