Web コンポーネント サーバーの構成の確認

トピックの最終更新日: 2009-04-28

次の手順を使用して、Web コンポーネント サーバーの構成を確認します。

Office Communications Server Enterprise Edition でロード バランサを使用している場合に、検証ウィザードが失敗することがあります。これは、Web コンポーネント サーバーで使用される仮想 IP (VIP) の完全修飾ドメイン名 (FQDN) が、インターネット インフォメーション サービス (IIS) にループバック要求を送信できるホスト名として構成されていないためです。ロード バランサからのループバックを許可するように IIS を構成する方法については、「ロード バランサの FQDN にループバックを許可する IIS の構成」を参照してください。

Dd441221.note(ja-jp,office.13).gif注:
エンタープライズ VoIP を構成していない場合や、エッジ サーバーを展開していない場合は、次の警告メッセージが表示されます。
  • "どのルートまたは VOIP ポリシーにも割り当てられていない電話使用法が 1 つ以上あります。警告 [0x43FC200C] 一部の確認が成功しませんでした。"
  • "フェデレーション: 無効。警告 [Ox43FC200C] 一部の確認が成功しませんでした。"
これらの警告は無視してもかまいません。

Office Communications Server 2007 R2 の検証およびトラブルシューティングのヒント」に記載されているステップに従って、サーバー機能のその他の検証を実行できます。

Web コンポーネント サーバーの構成を確認するには

  1. RTCUniversalServerAdmins グループのメンバとして、Standard Edition サーバーまたは Enterprise Edition サーバーにログオンします。

  2. 次のいずれかの操作を行います。

    • Microsoft Office Communications Server 2007 R2 の CD を挿入し、次のどちらかをクリックします。
      • Enterprise Edition
      • Standard Edition
    • ネットワーク共有からインストールする場合は、ネットワーク共有の \Setup\amd64 フォルダに移動し、次のどちらかをダブルクリックします。
      • setupEE.exe
      • setupSE.exe
  3. 展開ツールで、次のいずれかの操作を行います。

    • Enterprise Edition の場合は、[統合トポロジでのプールの展開] をクリックします。
    • Standard Edition の場合は、[Standard Edition サーバーの展開] をクリックします。
  4. 次のいずれかの操作を行います。

    • Enterprise Edition サーバーの場合は、[サーバーおよびプールの機能の確認] をクリックします。
    • Standard Edition サーバーの場合は、[サーバー機能の確認] をクリックします。
  5. [Web コンポーネント サーバーの機能の確認] で [実行] をクリックします。

  6. [Office Communications Server 2007 R2 検証ウィザードへようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。

  7. [検証手順] ページで、次のいずれかまたはすべての操作を実行します。

    • Office Communications Server が正しく構成されていることを検証するには、[ローカル サーバー構成を検証する] チェック ボックスをオンにします。
    • クライアントと IIS ディレクトリ (アドレス帳情報、グループ拡張、会議コンテンツ、および法令順守用のデータの格納場所) との接続を確認するには、[接続を検証する] チェック ボックスをオンにします。
  8. [次へ] をクリックします。

  9. ウィザードが完了したら、[[完了] をクリックしたらログを表示する] チェック ボックスをオンにして、[完了] をクリックします。

  10. ログ ファイルで、各タスクの [実行結果] 列に "成功" と表示されていることを確認し、ログ ウィンドウを閉じます。