管理とプロビジョニング

トピックの最終更新日: 2009-01-22

Office Communications Server の展開では、最初の構成とユーザー プロビジョニングを行った後に、組織の成長とニーズの変化に合わせてコンポーネントを継続的に管理する必要があります。Office Communications Server の管理ツールには、グラフィカルな MMC スナップインや、ユーザーとコンポーネントの追跡と管理を容易にする次のツールがあります。

  • **Office Communications Server 2007 R2 管理ツール。Office Communications Server 2007 R2 の展開中は、展開ツールを使用してコンポーネントの構成の大半を完了しますが、追加構成を行うには管理ツールが必要です。これらのツールは、コンポーネントの管理とすべてのユーザーの継続的なプロビジョニングを担当する管理者が使用できるように準備する必要があります。管理ツールは既定ではインストールされませんが、展開ウィザードを使用して、グループ チャット ツール (グループ チャット セットアップ ウィザードを使用してインストールします) を除くすべての管理ツールをインストールできます。これには、Office Communications Server 2007 R2 サーバーおよび Communicator Web Access サーバーへのインストールと、Office Communications Server 2007 R2 の展開の集中管理に使用する 1 台以上の管理コンピュータへのインストール (管理コンソールなど) が含まれます。
    Office Communications Server 2007 R2 でサポートされる集中管理を次に示します。
    • **ユーザー プロビジョニングの集中管理。**Office Communications Server ユーザーのプロビジョニングと管理を行うには、Active Directory ユーザーとコンピュータ MMC スナップインと、Office Communications Server と Communications Web Access サーバーに用意されている管理ツールを使用します。ユーザーを最初に有効化するには、Active Directory ドメイン サーバー (AD DS) を使用します。継続的なプロビジョニングと管理は、Active Directory ドメイン サービスと Office Communications Server 2007 R2 管理ツールの両方でサポートされます。
    • **サーバーと他のコンポーネントの集中管理。**Office Communications Server 2007 R2 管理ツールを使用すると、サーバーを集中管理することができます。さらに、Office Communications Server のバックエンド データベースとアーカイブ データベースをクエリすることもできます。
      Office Communications Server は、コマンド ライン管理もサポートします。
  • **グループ チャット ツール。**グループ チャットには、Communications Server 2007 R2 グループ チャット管理ツールとサーバー構成ツールの両方が含まれています。グループ チャット セットアップ ウィザードを使用して Office Communications Server グループ チャット サーバーをインストールすると、両方のツールが既定でコンピュータにインストールされます。グループ チャット管理ツールを使用すると、カテゴリとチャット ルームの作成、スコープとメンバシップの定義、フェデレーション ユーザーとグループの作成、ユーザーがチャット ルームを使用する方法の管理、管理者およびマネージャとなるユーザーの指定が可能です。サーバー構成ツールを使用すると、サーバーの開始、停止、構成、コンプライアンスの管理、およびログ レベルの設定が可能です。

関連項目

概念

監視
自動デバイス更新

その他のリソース

管理ツール