Communicator Web Access における脅威への対応

トピックの最終更新日: 2012-02-01

Communicator Web Access は、Microsoft Office Communicator にアクセスできない、またはプロトコルやデスクトップの制約により完全版のクライアントを使用できない内部ユーザーおよび外部ユーザーに対してインスタント メッセージング、Web 会議、デスクトップ共有、ダイヤルイン会議のサポートを提供する特殊な Web サーバーです。

Communicator Web Access には、内部で展開された Web サーバーが必要であり、この Web サーバーに Communicator Web Access 用の特別なサポート ソフトウェアが展開されます。2007 R2 バージョンの Communicator Web Access では、Office Communications Server 2007 R2 の展開が必要であり、フロントエンドによって公開されるサービスを使用して IM およびプレゼンスの機能を提供します。Communicator Web Access では、ダイヤルイン会議およびアプリケーション共有のために仲介サーバーと Web 会議サーバーも使用します。

Communicator Web Access は、内部ユーザーと外部ユーザーの両方に対応するために、仮想サーバーを使用して構成します。仮想サーバーは、外部ユーザーは外部仮想サーバーのみにアクセスを許可され、内部ユーザーは内部仮想サーバーのみにアクセスを許可されるように分離します。ただし、1 つの仮想サーバーを使用して内部アクセスと外部アクセスの両方を提供することもできます。