Outlook Anywhere のために外部ホスト名を構成する方法

  • [アーティクル]

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2008-06-04

ここでは、Microsoft Exchange Server 2007 を実行しており、クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされているコンピュータで、Outlook Anywhere のために外部ホスト名を作成する方法について説明します。

複数の Exchange サイトを管理している場合は、Outlook Anywhere 用に有効にされているクライアント アクセス サーバーが存在するサイトごとに、個別に外部ホスト名を作成することをお勧めします。各サイトのために外部ホスト名を個別に作成すると、Microsoft Office Outlook 2007 クライアントは自動的に、自分のメールボックスに最も近いクライアント アクセス サーバーを使用します。

note注 :
Outlook 2007 クライアントがメールボックスに最も近いクライアント アクセス サーバーを自動的に使用できるためには、ユーザーのメールボックスが、Service Pack 1 (SP1) 以降のバージョンがインストールされている Exchange 2003 サーバー上、またはメールボックス サーバーの役割がインストールされている Exchange 2007 サーバー上に置かれている必要があります。
note注 :
Outlook 2003 を使用しているユーザーは、自分のメールボックスに最も近い外部ホスト名を使用するように、各自のプロファイルを手動で更新する必要があります。

開始する前に

この手順を実行するには、使用するアカウントに Exchange 組織管理者の役割が委任されている必要があります。

Exchange 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

important重要 :
この手順を正しく完了するには、Outlook Anywhere のためにクライアント アクセス サーバーを有効にするか、Outlook Anywhere を有効にするウィザードを使用して外部ホスト名を指定する必要があります。

手順

Exchange 管理コンソールを使用して Outlook Anywhere のために外部ホスト名を構成するには、次の操作を行います。

  1. コンソール ツリーで、[サーバーの構成] を展開し、[クライアント アクセス] をクリックします。

  2. 操作ウィンドウで、クライアント アクセス サーバーの [プロパティ] をクリックします。

  3. クライアント アクセス サーバーのプロパティ ページで、[Outlook Anywhere] タブをクリックします。

  4. [外部ホスト名] ボックスに、このサイトで使用する外部ホスト名を入力します。

  5. [OK] をクリックし、この変更を保存します。

Exchange 管理シェルを使用して Outlook Anywhere のために外部ホスト名を構成するには、次の操作を行います。

  1. 次のコマンドを実行します。

    set-OutlookAnywhere -Server:'CAS01' -ExternalHostName:'site.contoso.com'

構文およびパラメータの詳細については、「Outlook Anywhere のために外部ホスト名を構成する方法」を参照してください。

詳細情報

Outlook Anywhere を有効にする方法の詳細については、以下のトピックを参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。