ユニファイド メッセージング サブスクライバ アクセスのエラーとイベント

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2007-01-25

Microsoft Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージング (UM) では、イベント ビューアにサブスクライバ アクセス イベントが生成されます。これらのイベントは、トラブルシューティングや、サブスクライバ アクセスのコンポーネントおよびサービスのパフォーマンスの確認のために使用できます。イベント ビューアでは、重要度に基づいて次に示す種類のイベントが次の順序で記録されます。

  1. エラー イベント
  2. 警告イベント
  3. 情報イベント

サブスクライバ アクセスのエラーとイベント

表 1 は、ユニファイド メッセージングのトラブルシューティングや監視のために使用できるサブスクライバ アクセス イベントの一覧です。

表 1   サブスクライバ アクセス イベント

イベント ID カテゴリ イベントの種類 ログ 値または説明 クラス

1012

UMCore

警告

LogAlways

正しくない PIN が連続して "%2" 回入力されたため、ユーザー "%1" はメールボックスからロックアウトされています。ユーザーが再び電話からメールボックスにログオンできるようにするには、PIN をリセットする必要があります。

サブスクライバ アクセス

1013

UMCore

警告

LogAlways

連続して "%2" 回ログオンに失敗したため、ユーザー "%1" はユニファイド メッセージング サーバーによって切断されました。ユーザーは正しくない PIN を入力していました。

サブスクライバ アクセス

1019

UMCore

警告

LogAlways

ユーザーの PIN のチェックサムが無効なため、ユーザー "%1" は Outlook Voice Access を使用してメールボックスにログオンできませんでした。ユーザーは、PIN がリセットされるまでシステムにログオンできません。

サブスクライバ アクセス

1036

UMCore

情報

LogAlways

ユニファイド メッセージング サーバーは、ユーザー "%1" を正常に認証しました。呼び出し ID は "%2" です。

サブスクライバ アクセス

1080

UMCore

警告

LogAlways

ユーザー "%1" がメールボックス クォータを超えたため、ID が "%2" の呼び出しの実行中にユニファイド メッセージング (UM) サーバーはこのユーザー宛てのメッセージを処理できませんでした。

サブスクライバ アクセス

1134

UMCore

警告

LogAlways

ユニファイド メッセージング サーバーによって、ユーザー "%1" 用のユーザー構成データが壊れていることが検出されました。このデータには、ユーザーが以前にメールボックスにログオンしたかどうかや、不在時の状態を設定しているかどうかなどの情報と、ユーザーが録音した個人用のボイス メールによる案内応答が含まれています。ユニファイド メッセージング サーバーは、このユーザーに対して既定の構成ファイルを使用します。

サブスクライバ アクセス

1135

UMCore

エラー

LogAlways

Microsoft Exchange ユニファイド メッセージング サービスによって、ユーザー "%1" の PIN が壊れていることが検出されました。ユーザーの UM 構成データには、ユーザーの現在の PIN、ユーザーが正しくない PIN を連続で入力した回数などの情報が含まれています。ユーザーは PIN がリセットされるまでユニファイド メッセージング システムにログオンできません。

サブスクライバ アクセス

1171

UMCallData

情報

LogAlways

データ "%1" を呼び出します

サブスクライバ アクセス

詳細情報

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。