ユニファイド メッセージングのシステム可用性のカウンタ
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-10-19
Microsoft Exchange Server 2007 を実行しているコンピュータの保守とトラブルシューティングに使用できるパフォーマンス カウンタは多数あります。
ユニファイド メッセージング パフォーマンス カウンタは、要求または受信されるデータの数、サイズ、時間、および速度に基づいて、ユニファイド メッセージングの情報量またはデータ量を測定するために使用されます。
UM システム可用性のパフォーマンス カウンタ
次の表に、ユニファイド メッセージングの監視に使用できるシステム可用性のパフォーマンス カウンタの一覧を示します。
ユニファイド メッセージングのシステム可用性のパフォーマンス カウンタ
| パフォーマンス カウンタ | パフォーマンス オブジェクト | 説明 |
|---|---|---|
Call Answer Queued Messages |
MSExchangeAvailability |
Call Answer Queued Messages は、作成されたものの、配信のために送信されていないメッセージの数です。 |
Calls Disconnected by UM on Irrecoverable External Error |
MSExchangeAvailability |
Calls Disconnected by UM on Irrecoverable External Error は、回復不可能な外部エラーが発生した後で切断された呼び出しの総数です。 |
Calls Disconnected by UM on Irrecoverable External Error/sec |
MSExchangeAvailability |
Calls Disconnected by UM on Irrecoverable External Error per second は、最後の 1 秒間に発生した回復不可能な外部エラーの後で切断された呼び出しの数です。 |
Calls Disconnected on Irrecoverable Internal Error |
MSExchangeAvailability |
Calls Disconnected on Irrecoverable Internal Error は、内部システム エラーが発生した後で切断された呼び出しの数です。 |
Directory Access Failures |
MSExchangeAvailability |
Directory Access Failures は、Active Directory へのアクセスの試行が失敗した回数です。 |
Failed to Redirect Call |
MSExchangeAvailability |
Failed to Redirect Call は、Microsoft Exchange ユニファイド メッセージング サービスが UM ワーカー プロセスに対する呼び出しをリダイレクトしなかった回数です。 |
Hub Transport Access Completed |
MSExchangeAvailability |
Hub Transport Access Completed は、ハブ トランスポート サーバーが正常にアクセスされた回数です。 |
Hub Transport Access Failures |
MSExchangeAvailability |
Hub Transport Access Failures は、ハブ トランスポート サーバーへのアクセスの試行が失敗した回数です。この数は、すべてのハブ トランスポート サーバーが使用できない場合にのみ増加します。 |
Incomplete Signaling Information |
MSExchangeAvailability |
Incomplete Signaling Information は、信号情報が存在しないまたは不完全な呼び出しの数です。 |
Mailbox Server Access Failures |
MSExchangeAvailability |
Mailbox Server Access Failures は、システムがメールボックス サーバーにアクセスしなかった回数です。 |
Maximum Calls Allowed |
MSExchangeAvailability |
Maximum Calls Allowed は、サーバーが許可されている呼び出しの最大数を同時に処理した時間 (秒) です。 |
Name TTSed |
MSExchangeAvailability |
Name TTSed は、サブスクライバの表示名のオーディオ バージョンを作成するためにシステムが音声合成 (TTS) を使用した回数です。 |
Spoken Name Accessed |
MSExchangeAvailability |
Spoken Name Accessed は、システムがユーザーの録音された名前を取得した回数です。 |
Total Worker Process Call Count |
MSExchangeAvailability |
Total Worker Process Call Count は、この UM ワーカー プロセスによって処理された呼び出しの総数です。 |
Unhandled Exceptions/sec |
MSExchangeAvailability |
Calls Disconnected on Irrecoverable Internal Error は、最後の 1 秒間に発生した内部システム エラーの後で切断された呼び出しの数/秒です。 注 このパフォーマンス カウンタの名前は、カウンタの説明で挙げられる名前と一致しません。 |
Worker Process Recycled |
MSExchangeAvailability |
Worker Process Recycled は、新しい UM ワーカー プロセスが起動された回数です。 |
次の表に、Exchange Server 2007 Service Pack 1 (SP1) に追加されたユニファイド メッセージングの監視に使用できるシステム可用性のパフォーマンス カウンタの一覧を示します。
Exchange 2007 SP1 のユニファイド メッセージングのシステム可用性パフォーマンス カウンタ
| パフォーマンス カウンタ | パフォーマンス オブジェクト | 説明 |
|---|---|---|
Queued OCS User Event Notifications |
MSExchangeAvailability |
Queued OCS User Event Notifications は、作成されたものの、配信のために送信されていない通知の数です。 |
詳細情報
- ユニファイド メッセージングで使用できるパフォーマンス オブジェクトおよびカウンタの詳細については、「ユニファイド メッセージングのパフォーマンス カウンタ参照」を参照してください。
- ユニファイド メッセージング サーバーのトラブルシューティングの詳細については、「ユニファイド メッセージング サーバーに関する問題」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。