Office 2010 の評価ツール
適用先: Office 2010
トピックの最終更新日: 2017-01-18
計画プロセスの評価手順を実行するために利用できる複数のツールがあります。ここでは、これらのツールについて説明します。
評価ツール
分野 | ツール | 説明 | 情報源 |
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プロジェクト評価 / ビジネス事例 |
Microsoft Rapid Economic Justification ガイド |
財務分析から始まって役員会で発表するまでの 2 ~ 4 週間にわたるプロジェクト評価プロセスを段階的に説明しています。IT プロジェクトの説得力あるビジネス事例を作成するために役立つツール、テンプレート、および手引きが含まれています。 |
Microsoft Rapid Economic Justification guide (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=152858&clcid=0x411) |
ハードウェア インベントリ / 互換性 |
Microsoft Assessment and Planning (MAP) Toolkit |
小規模または大規模な IT 環境で、エージェント ソフトウェアをコンピューターや装置にインストールすることなく安全に実行できるインベントリ、評価、およびレポート作成のツールです。 MAP Toolkit は、Microsoft Office 2010、Windows 7、Windows Server 2008 R2 などに移行する場合のハードウェアやデバイスの互換性を詳細に分析します。ハードウェアの評価に関しては、インストールされているハードウェアを調査し、移行を推奨するかどうかを決定します。推奨しない場合は、その理由を報告します。 さらに、MAP で扱える評価の分野は Hyper-V サーバー仮想化、デスクトップ セキュリティ、および Microsoft SQL Server 2008 R2 移行にまで及んでいます。 |
Microsoft Assessment and Planning (MAP) Toolkit for Microsoft Office 2010 (英語) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=152859&clcid=0x411) (英語) |
ソフトウェア インベントリ |
Microsoft Software Inventory Analyzer (MSIA) |
Microsoft Software Inventory Analyzer (MSIA) を使用すると、ローカル コンピューターまたはネットワーク全体にインストールされている Microsoft の主要な製品の一覧表を作成できます。 MSIA は Microsoft ソフトウェア資産管理 (SAM) による作業の出発点としての役目を負っています。そのため、MSIA は 250 台以下のコンピューターで構成されるネットワークで動作し、Microsoft のソフトウェアのみを特定します。 |
Microsoft Software Inventory Analyzer (英語) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=152860&clcid=0x411) (英語) Microsoft ソフトウェア資産管理 (英語) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=152861&clcid=0x411) (英語) |
Office アドイン |
Office Environment Assessment Tool |
Office Environment Assessment Tool (OEAT) は、組織がユーザーのコンピューターで使用されている Microsoft Office アプリケーション用アドインの種類とその範囲を調べるときに役立つように設計されています。OEAT は Microsoft Office 97 およびそれ以降のバージョンに関して、アドインの情報を収集して報告します。 |
Office Environment Assessment Tool (OEAT) ユーザー ガイド (Office 2010 用) |
Office アドイン |
Microsoft Office Code Compatibility Inspector |
Microsoft Office Code Compatibility Inspector は、大企業や中小企業が Visual Basic for Applications (VBA) および Visual Studio Tools for Office のコードを更新し、Office 2010 との互換性を維持できるようにするためのツールです。Inspector はコードを修正するのではなく、コードを検査します。その後、何らかの形で変更されたか非推奨になったオブジェクト モデルのアイテムを参照している特定のコード行にコメントを付けます。 |
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ユーザー設定 |
ユーザー状態移行ツール |
Windows ユーザー状態移行ツール (USMT) 4.0 を使用すると、Windows Vista および Windows 7 オペレーティング システムを大規模に展開するときに、ユーザーの設定やファイルの移行ができます。USMT はデスクトップとアプリケーションの設定、ユーザー アカウント、およびユーザーのファイルを取得して、新しい Windows インストール環境へ移行します。 USMT のコンポーネントの 1 つに ScanState があります。ScanState は目的のコンピューターをスキャンし、ファイルや設定を収集し、データ ストアを作成します。ScanState によって目的のコンピューターに変更が加えられることはありません。既定で、ScanState はファイルを圧縮し、イメージ ファイル (USMT4.mig) として保存します。 |
User State Migration Tool 4.0 ユーザー ガイド (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=152865&clcid=0x411) |
ファイル / ドキュメント管理 |
Office Migration Planning Manager (OMPM) |
Office Migration Planning Manager (OMPM) は、環境の分析に役立てるためにファイルのプロパティをチェックして報告します。また、Office 97 ~ Office 2003 のファイル形式を 2007 Office system および Microsoft Office 2010 システムのファイル形式に変換するときに生じる可能性のある問題を調べます。 Office 2010 用の OMPM では、マクロ スキャンと x64 移行スキャンという 2 種類の新しいスキャンがサポートされています。マクロ スキャンでは、必要に応じて、移行に関連するマクロをすべてスキャンし、データベース内で見つかったすべての問題をレポートします。また、必要に応じて、問題を特定するコメントを解決方法へのリンクとあわせてマクロに挿入します。x64 移行スキャンでは、Office のファイル内のマクロ、ActiveX コントロール、および、その他の COM オブジェクト (アドインなど) をスキャンして、非互換性 (8 バイトのポインターの代わりに 4 バイトのポインターが宣言されている場合など) を確認します。 |
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セキュリティ |
マイクロソフト セキュリティ アセスメント ツール 4.0 |
マイクロソフト セキュリティ アセスメント ツール (MSAT) 4.0 は、インフラストラクチャ、アプリケーション、操作、および人物を対象に取り扱う 200 件を超える質問で構成されています。質問、対応する解答、および推奨事項は、一般に受け入れられているベスト プラクティス、標準 (ISO 17799、NIST-800.x など)、および Microsoft Trustworthy Computing Group (信頼できるコンピューティング グループ) やその他の外部セキュリティ情報源の勧告と規範的指針に基づいています。 |
マイクロソフト セキュリティ アセスメント ツール (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=152866&clcid=0x411) |
セキュリティ |
System Center Configuration Manager |
Microsoft System Center Configuration Manager 2007 では、物理環境、仮想環境、分散環境、およびモバイル環境全般にわたって、サーバー、クライアント コンピューター、およびデバイスの評価、展開、更新を行うことができます。 System Center Configuration Manager 2007 R2 のクライアント状態レポートは、System Center Configuration Manager 2007 階層におけるクライアント コンピューターの管理容易性に関して、最新の情報を提供します。サイト管理者は、この情報に基づいてクライアントの個々の問題を特定したり、より正確なサイト データベースを維持したりできます。この情報はソフトウェア配布の成功率を高めることにも役立ちます。 |
System Center Configuration Manager (SCCM) TechCenter (英語) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=152867&clcid=0x411) (英語) |
ライセンス |
Microsoft ボリューム ライセンス |
Microsoft ボリューム ライセンスは、既存の Microsoft ソフトウェア資産を追跡して管理するための多数のオンライン レポート サービスやツールを提供しています。 |
ボリューム ライセンス サービス センターによる契約内容の管理 (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=152868&clcid=0x411) |
構成 |
グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) |
グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) は、ドメインベースのグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を作成して管理するための UI です。GPMC は GPO 関連のリンク、権限、およびセキュリティ フィルター情報を表示します。さらに、GPO の設定に関するレポート (HTML 形式または XML 形式) も作成します。 |
Group Policy Management Console Technical Reference (英語) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=152869&clcid=0x411) (英語) |
構成 |
Office カスタマイズ ツール カスタマイズ ファイルの XML コンテンツを参照する |
「Office カスタマイズ ツール カスタマイズ ファイルの XML コンテンツを参照する」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=169720&clcid=0x411) を参照してください。OCT の .msp ファイルに格納されている設定を表示する管理者用のサンプルの Microsoft Visual Basic スクリプトが掲載されています。 |
Office カスタマイズ ツール カスタマイズ ファイルの XML コンテンツを参照する https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=169720&clcid=0x411 |
ヘルプ |
Microsoft Desktop Deployment Planning Services (DDPS) |
Microsoft Desktop Deployment Planning Services (DDPS) は、Office ソフトウェアに関するマイクロソフト ソフトウェア アシュアランスの購入額に応じて、カスタマーに 1 ~ 15 日の展開計画サービスを提供します。カスタマーはコンサルタントと共同して自分の環境のために高度なデスクトップ展開計画を作成し、最新版の Windows および Office にアップグレードするための全費用を見積もります。 |
Desktop Deployment Planning Services (英語) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=201935&clcid=0x411) (英語) ボリューム ライセンス - ソフトウェア アシュアランス (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=152871&clcid=0x411) |