Set-SPPowerPointServiceApplication
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2015-03-09
PowerPoint Service アプリケーションのグローバル設定を構成します。
Syntax
Set-SPPowerPointServiceApplication [-Identity] <SPPowerPointServiceApplicationPipeBind> [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>] [-BroadcastStateIdleTimeoutInSeconds <UInt32>] [-BroadcastStateSessionTimeoutInSeconds <UInt32>] [-DisableBinaryScan <$true | $false>] [-EditingWorkerProcessCount <UInt32>] [-EditingWorkerTimeoutInSeconds <UInt32>] [-EnableSandboxedEditing <$true | $false>] [-EnableSandboxedViewing <$true | $false>] [-EnableViewing97To2003Formats <$true | $false>] [-EnableViewingOpenXmlFormats <$true | $false>] [-ViewingCacheExpirationPeriodInSeconds <UInt32>] [-ViewingMaximumConversionsPerWorker <UInt32>] [-ViewingWorkerKeepAliveTimeoutInSeconds <UInt32>] [-ViewingWorkerProcessCount <UInt32>] [-ViewingWorkerTimeoutInSeconds <UInt32>]
詳細説明
Set-SPPowerPointServiceApplication コマンドレットでは、ファーム内の PowerPoint Service アプリケーションのインスタンスのグローバルなプロパティと設定を構成します。
Windows PowerShell for Office Web Apps の権限の詳細と最新情報については、TechNet (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=164432) を参照してください。
Parameters
パラメーター | 必須/省略可 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
Identity |
必須 |
Microsoft.Office.Server.Powerpoint.SharePoint.PowerShell.SPPowerPointServiceApplicationPipeBind |
この PowerPoint Service アプリケーションの一意の名前を指定します。 |
AssignmentCollection |
省略可 |
Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPAssignmentCollection |
適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。 注意 Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。 |
BroadcastStateIdleTimeoutInSeconds |
省略可 |
System.UInt32 |
アイドル状態のブロードキャスト接続を自動的に切断するまでの最大合計時間 (秒単位) を指定します。既定値は 5,400 秒 (90 分) です。 |
BroadcastStateSessionTimeoutInSeconds |
省略可 |
System.UInt32 |
アクティブなブロードキャスト セッションを自動的に切断するまでの最大合計時間 (秒単位) を指定します。このパラメーターは BroadcastSessionTimeoutInSeconds と同じ値に設定します。既定値は 43,200 秒 (12 時間) です。 |
DisableBinaryScan |
省略可 |
System.Boolean |
Microsoft PowerPoint ファイルを開く前に、ゲートキーパー (検証機能) を使用してバイナリ ファイルをスキャンするかどうかを指定します。既定値は $True です。 |
EditingWorkerProcessCount |
省略可 |
System.UInt32 |
名前付きアプリケーションのアクティブなインスタンス数を指定します。この値は、このコンピューターの Windows Communication Foundation (WCF) 接続制限未満にする必要があります。既定値は 100 です。 |
EditingWorkerTimeoutInSeconds |
省略可 |
System.UInt32 |
編集サービスに送信する要求のタイムアウト (秒単位) を指定します。既定値は 60 秒です。 |
EnableSandboxedEditing |
省略可 |
System.Boolean |
Microsoft PowerPoint Web アプリケーションによるコードの編集をサンドボックス (権限が低いモードの) 環境で実行するかどうかを指定します。既定値は $True です。 |
EnableSandboxedViewing |
省略可 |
System.Boolean |
Microsoft PowerPoint Web アプリケーションによるコードの表示をサンドボックス (権限が低いモードの) 環境で実行するかどうかを指定します。既定値は $True です。 |
EnableViewing97To2003Formats |
省略可 |
System.Boolean |
Microsoft PowerPoint Web アプリケーションで、Office PowerPoint 1997 ~ 2003 のバージョンのプレゼンテーション (*.ppt) ファイルを開くことができるかどうかを指定します。このパラメーターを無効にすると、PowerPoint Web アプリケーションでは、この形式のファイルを表示できません。既定値は $True です。 |
EnableViewingOpenXmlFormats |
省略可 |
System.Boolean |
Microsoft PowerPoint Web アプリケーションで PowerPoint の Office Open XML ファイル (*.pptx) を開くことができるかどうかを指定します。このパラメーターを無効にすると、PowerPoint Web アプリケーションでは、この形式のファイルを表示できません。既定値は $True です。 |
ViewingCacheExpirationPeriodInSeconds |
省略可 |
System.UInt32 |
バックエンド サーバーのキャッシュにアイテムを保持する最大時間 (秒単位) を指定します。既定値は 600 秒 (10 分) です。 |
ViewingMaximumConversionsPerWorker |
省略可 |
System.UInt32 |
ワーカー プロセスの特定のインスタンスをリサイクルするまでに実行できる変換ジョブ数を指定します。既定値は 5 です。 |
ViewingWorkerKeepAliveTimeoutInSeconds |
省略可 |
System.UInt32 |
バックエンドの表示において、プロセスの開始から終了までのキープアライブ信号の間隔のタイムアウト (秒単位) を指定します。既定値は 120 秒です。 |
ViewingWorkerProcessCount |
省略可 |
System.UInt32 |
名前付きアプリケーションのアクティブなインスタンス数を指定します。この値は、このコンピューターの Windows Communication Foundation (WCF) 接続制限未満にする必要があります。既定値は 3 です。 |
ViewingWorkerTimeoutInSeconds |
省略可 |
System.UInt32 |
アプリケーション マネージャーから送信されたジョブに対する表示サービスのタイムアウト (秒単位) を指定します。既定値は 300 秒 (5 分) です。 |
入力値の型
戻り値の型
Example
--------------------- 例 1 -------------------
Set-SPPowerPointServiceApplication -Identity "MyWorkgroupPPTApp" -ViewingCacheExpirationPeriodInSeconds 1200
この例では、表示キャッシュの有効期限の新しい既定値を指定します。
--------------------- 例 2 -------------------
Set-SPPowerPointServiceApplication -Identity "MyWorkgroupPPTApp" -DisableBinaryScan:$false
この例では、ドキュメントのバイナリ スキャンを無効にします。