New-SPPowerPointServiceApplication

 

適用先: SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2015-03-09

PowerPoint Service アプリケーションを作成します。

Syntax

New-SPPowerPointServiceApplication [-Name] <String> -ApplicationPool <SPIisWebServiceApplicationPoolPipeBind> [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>] [-CachePath <String>] [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]

詳細説明

New-SPPowerPointServiceApplication コマンドレットでは、Name パラメーターを使用して PowerPoint Service アプリケーションの新しいインスタンスを作成します。

PowerPoint Service アプリケーションを作成すると、Web ブラウザーを使用して PowerPoint Service ファイルを表示、編集、およびブロードキャストできます。

Windows PowerShell for Office Web Apps の権限の詳細と最新情報については、TechNet (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=164432) を参照してください。

Parameters

パラメーター 必須/省略可 説明

Name

必須

System.String

Web アプリケーションの名前を指定します。

ApplicationPool

必須

Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPIisWebServiceApplicationPoolPipeBind

このサービス アプリケーションに対して IIS で使用するアプリケーション プールを割り当てます。

AssignmentCollection

省略可

Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPAssignmentCollection

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。SPWebSPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWebSPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

注意

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

CachePath

省略可

System.String

ローカル コンピューター上で、ファイルをキャッシュする先のフォルダーのベース フォルダー パスを指定します。指定しない場合、ベース フォルダー パスは %TEMP%\powerpointcache になります。

Confirm

省略可

System.Management.Automation.SwitchParameter

コマンドを実行する前に、確認のメッセージを表示します。詳細を表示するには、「get-help about_commonparameters」と入力します。

WhatIf

省略可

System.Management.Automation.SwitchParameter

コマンドを実行する代わりに、コマンドの実行結果を説明するメッセージを表示します。詳細を表示するには、「get-help about_commonparameters」と入力します。

入力値の型

戻り値の型

Example

---------------------- 例 -------------------

New-SPPowerPointServiceApplication -name "MyWorkgroupPPTApp" -ApplicationPool "SharePoint Web Services Default" -cachepath d:\program files\custom cache"

この例では、PowerPoint Service アプリケーションの新しいインスタンスを MyWorkgroupPPTApp という名前で作成し、それを既定のアプリケーション プールに追加し、ユーザー設定のキャッシュ場所を Program Files フォルダー内の custom cache フォルダーに指定します。