Planning Server コンピュータの障害回復
更新 : 2009-04-30
この章では、Planning Server システム データベースの障害回復シナリオと Planning Server データベースに障害が発生した場合の対処法について説明します。
.gif "メモ") メモ : |
|---|
PerformancePoint Server ドキュメントで総称的に使用されている Windows SharePoint Services および SharePoint Services という用語は、Office SharePoint Server 2007 および Windows SharePoint Services 3.0 を指します。 |
背景
Planning Server システム全体のためのシステム データベースは 1 つだけです。Planning システム データベースには、PerformancePoint Planning アプリケーション情報と Planning セキュリティ情報が格納されています。各アプリケーション データベースにもそのアプリケーションに関連するセキュリティ データが格納されていますが、システム データベースにはセキュリティ データのマスタ コピーが格納されています。システム データベース内の一部のセキュリティ データをすべての Planning アプリケーションで共有する可能性があります。
Planning Server システム全体のためのサービス データベースは 1 つだけです。Planning サービス データベースには、Planning プロセス サービス処理ログと監査ジョブの情報が格納されています。また、Planning プロセス サービスでは、個々のアプリケーション データベース内のワークフロー ジョブ データも処理します。すべてのアプリケーションでは、ログおよび監査の要求を 1 つのサービス データベースに送ります。ただし、Planning プロセス サービスはサービス データベースだけに依存しているのではありません。サービス データベース (ログと監査) およびアプリケーション データベース (ワークフロー ジョブ要求) の両方で要求を処理します。
OLAP データベースに障害が発生した場合は、OLAP データベースを常に再生成できます。それぞれのアプリケーション内の各サイト モデルでは独自の OLAP データベースを使用可能であり、それらは個別の OLAP データベース サーバー上に配置できます。アプリケーションまたはモデル サイトの OLAP データベースは 1 つだけです。
| メモ : |
|---|
この章で説明するのは、古いバックアップ バージョンを同じ場所に回復する障害回復用のシナリオです。古いバックアップ バージョンを別の場所に回復する必要がある場合は、「Planning サーバーのミラーリング」の手順に従ってください。 |