Planning Server データベースの障害回復
更新 : 2009-04-30
すべての Planning Server システムのためのシステム データベースは 1 つだけです。システム データベースには、PerformancePoint Planning アプリケーション情報と Planning Server セキュリティ情報が格納されています。各アプリケーション データベースにもそのアプリケーションに関連するセキュリティ データが格納されていますが、システム データベースにはセキュリティ データのマスタ コピーが格納されています。システム データベース内の一部のセキュリティ データをすべての Planning アプリケーションで共有する可能性があります。
すべての Planning Server システムのためのサービス データベースは 1 つだけです。サービス データベースには、Planning プロセス サービスの処理ログおよび監査ジョブ情報が格納されています。また、Planning プロセス サービスは各アプリケーション データベースのワークフロー ジョブ データも処理します。すべてのアプリケーションからのログ要求と監査要求が 1 つのサービス データベースに送信されます。ただし、Planning プロセス サービスはサービス データベースだけに依存しているのではありません。サービス データベース (ログと監査) およびアプリケーション データベース (ワークフロー ジョブ要求) の両方で要求を処理します。
OLAP データベースは、破損した場合は再生成できます。それぞれのアプリケーション内のすべてのサイト モデルでは独自の OLAP データベースを使用可能であり、それらは個別の OLAP データベース サーバー上に配置できます。また、OLAP データベースを 1 つだけ含むアプリケーションやモデル サイトを設定することもできます。