検索ボックス Web パーツのプロパティを構成する (Search Server 2008)

更新日: 2009年7月

適用対象: Microsoft Search Server 2008

 

トピックの最終更新日: 2015-03-09

注意

別途記載のない限り、この記事の情報は Microsoft Search Server 2008 と Microsoft Search Server 2008 Express の両方に適用されます。

検索ボックス Web パーツには、ユーザーが検索用のクエリ文字列を入力するためのボックスが表示されます。この Web パーツのプロパティを編集して、Web パーツの表示方法とユーザー入力への対応方法を変更できます。

検索ボックス Web パーツのプロパティを構成するには

検索ボックス Web パーツのプロパティを構成するには、以下の手順を実行します。

重要

この手順を実行するには、Designer 権限が最少限必要です。

検索ボックス Web パーツのプロパティを構成する

  1. 検索センター サイトに移動します。

  2. 検索センターで、[サイトの操作] メニューをクリックし、[ページの編集] をクリックします。[検索] ページが編集モードで開きます。

  3. 検索ボックス Web パーツで、[編集] ボックスの一覧を展開し、[共有 Web パーツの変更] をクリックします。

  4. 検索ボックスのツール ウィンドウで、[範囲ドロップダウン] ノードを展開します。

    • [範囲] ボックスの一覧を展開します。[ドロップダウン モード] ボックスの一覧で、次のいずれかのオプションを選択します。

      [範囲ドロップダウンを表示しない]

      範囲ドロップダウン リストを表示しません。これは、検索ボックス Web パーツの既定の設定です。

      [範囲ドロップダウンを表示する]

      範囲表示グループで定義された範囲を範囲ドロップダウン リストに表示します。

      [URL パラメータ 's' を表示し、既定の設定にする]

      範囲表示グループで定義された範囲を範囲ドロップダウン リストに表示します。また、"s" パラメータを使用してページ URL に範囲を追加します。

      [コンテキスト範囲を表示し、既定の設定にする]

      範囲ドロップダウン リストを表示し、範囲として [このサイト] または [このリスト] を自動的に選択します。

      [コンテキスト範囲を表示するが、含めない]

      使用可能な範囲のドロップダウン リストに、コンテキスト範囲として [このサイト] および [このリスト] を表示しません。

      [コンテキスト範囲を表示するが、含めず、URL パラメータ 's' を既定の設定にする]

      範囲表示グループで定義された範囲を範囲ドロップダウン リストに表示します。使用可能な範囲のドロップダウン リストに、コンテキスト範囲として [このサイト] および [このリスト] を表示しません。また、"s" パラメータを使用してページ URL に範囲を追加します。

    • [ドロップダウン ラベル] ボックスに、[検索] ページの範囲ドロップダウン リストの名前として表示するテキストを入力します。

    • [ドロップダウンの幅を固定する (ピクセル単位)] ボックスに、[検索] ページのドロップダウン リストを含むボックスの最大ピクセル数を入力します。

  5. [クエリ テキスト ボックス] ノードを展開します。

    • [クエリ テキスト ボックスのラベル] ボックスに、[検索] ページでユーザーがクエリ用語を入力するためのボックスの名前として表示するテキストを入力します。

    • [クエリ テキスト ボックスの幅 (ピクセル単位)] ボックスに、[検索] ページでユーザーがクエリ用語を入力するためのボックスの最大ピクセル数を入力します。既定の幅は 280 ピクセルに設定されています。

    • [追加のクエリ用語] ボックスに、ユーザーから送信されるすべてのクエリに追加するテキストを入力します。追加の用語またはプロパティ フィルタを指定できます。キーワード用語とプロパティ フィルタの詳細については、「プロパティ検索でワイルドカード文字を使用する (Search Server 2008)」を参照してください。

    • [追加クエリの説明ラベル] ボックスに、ユーザーのクエリに追加するクエリ用語の目的を説明するテキストを入力します。

    • [クエリ ボックスに表示する文字列] ボックスに、クエリ ボックスに表示するテキストを入力します。このテキストが表示されるのは、ユーザーがクエリ ボックスを選択するまでの間です。

    • すべてのユーザーのクエリに追加するクエリ用語をクエリ ボックスに表示する場合は、[追加の用語をクエリに加える] チェック ボックスをオンにします。追加のクエリ用語を表示しない場合は、このチェック ボックスをオフにします。

  6. [その他] ノードを展開します。

    • [検索ボタン イメージの URL] ボックスに、クエリの送信ボタンの上にマウス カーソルを移動したときに表示する画像ファイルのパスを入力します。16 × 16 ピクセルの画像を指定する必要があります。既定では、このボックスの値は [/_layouts/images/gosearch.gif] です。

    • [右から左バージョンの検索ボタン イメージの URL] ボックスに、クエリの送信ボタンの上にマウス カーソルを移動したときに表示する画像ファイルのパスを入力します。16 × 16 ピクセルの画像を指定する必要があります。既定では、このボックスの値は [/_layouts/images/ goRTL.gif] です。

    • [検索ボタン イメージの URL をアクティブにする] ボックスに、アクティブな検索ボタンの上にマウス カーソルを移動したときに表示する画像ファイルのパスを入力します。16 × 16 ピクセルの画像を指定する必要があります。既定では、このボックスの値は [/_layouts/images/gosearch.gif] です。

    • [右から左バージョンの検索ボタン イメージの URL をアクティブにする] ボックスに、アクティブな検索ボタンの上にマウス カーソルを移動したときに表示する画像ファイルのパスを入力します。16 × 16 ピクセルの画像を指定する必要があります。既定では、このボックスの値は [/_layouts/images/ goRTL.gif] です。

    • サイト コレクション レベルの [検索の設定] ページで定義されている結果ページの URL を使用する場合は、[サイト レベルの既定値を使用する] チェック ボックスをオンにします。範囲ドロップダウン リストが [範囲ドロップダウン] モードに設定されている場合は、この設定は無効になります。このチェック ボックスは、既定でオフになっています。

    • 詳細オプションがある検索ページへのリンクを表示する場合は、[[高度な検索] リンクを表示する] チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスは、既定でオンになっています。

    • [高度な検索ページの URL] ボックスに、高度な検索オプションを含むページの URL を入力します。Search Server 2008 には、該当するサイト コレクション用の既定の高度な検索ページ (/SearchCenter/Pages/advanced.aspx) が用意されています。このページには、高度な検索のボックス Web パーツが含まれています。

    • [範囲の表示グループ] ボックスに、範囲ドロップダウン リストに表示する範囲表示グループの名前を入力します。範囲表示グループは、サイト コレクション レベルまたはファーム レベルの範囲の管理ページで定義されます。既定では、このプロパティの値は [検索ドロップダウン] です。

  7. 必要な変更が完了したら、[OK] をクリックしてツール ウィンドウを閉じます。

関連項目

概念

Web パーツのプロパティを構成する (Search Server 2008)
精度の高い検索結果 Web パーツのプロパティを構成する (Search Server 2008)
主要な検索結果 Web パーツのプロパティを構成する (Search Server 2008)