ウイルス スキャナのイベント (Office SharePoint Server)

ウイルス スキャナのイベントは、SharePoint サイトからのダウンロード中、または SharePoint サイトへのアップロード中に、ドキュメントがスキャンされたときに発生する可能性があります。また、感染したドキュメントをユーザーが除去しようとしたときや、ウイルス スキャナが起動または停止するときにも発生する可能性があります。イベントの種類は、Information、Warning、または Error です。

ウイルス スキャナを構成するときは、以下を指定できます。

• ウイルス スキャナがドキュメント ライブラリおよびリストに保存されたドキュメントをスキャンする頻度、および感染したドキュメントをウイルス スキャナに除去させるかどうか。

• 実行中のウイルス スキャナがタイムアウトするまでの時間。スキャン中にサーバーの応答時間が遅い場合は、この秒数を減らします。

• ウイルス スキャナがサーバーで使用する実行スレッドの数。スキャン中にサーバーの応答時間が遅い場合は、ウイルス スキャンに使用できるスレッドの数を減らす必要があります。

ウイルス スキャナの構成の詳細については、「ウイルス対策設定を構成する」を参照してください。

特定のシナリオでは、ウイルス スキャナがフロントエンド Web サーバーにインストールされている場合、次の表に示すイベントが記録されます。

ウイルス スキャナのイベント

ウイルス スキャナのイベントは、Windows SharePoint Services 3.0 と Microsoft Office SharePoint Server 2007 で同じです。イベント ID だけが異なります。次の表では、Windows SharePoint Services 3.0 のイベント ID を示します。