会議ポリシーの割り当てによるユーザー既定の会議エクスペリエンスの変更
トピックの最終更新日: 2011-01-31
会議ポリシーは、Lync Server コントロール パネルで構成できるユーザー アカウントの個別設定の 1 つです。
ユーザーは 1 つまたは複数のユーザー単位の会議ポリシーを展開できますが、この展開はオプションです。 また、グローバルレベルの会議ポリシーまたはサイトレベルの会議ポリシーだけを展開することもできます。 ユーザー単位のポリシーを展開する場合は、ポリシーをユーザー、グループ、または連絡先オブジェクトに明示的に割り当てる必要があります。 特定のサイトレベルのポリシーやユーザー単位のポリシーが割り当てられていない場合は、会議のユーザー権限やアクセス許可により、グローバルレベルの会議ポリシーで定義された既定の設定が自動的に適用されます。
ユーザー単位の会議ポリシーを 1 つ以上作成した後、このトピックの手順を使用してポリシーを割り当て、特定のユーザーが開催する会議に対してサーバーが許可するユーザー権限とアクセス許可を指定します。
利用可能なすべての会議ポリシー設定の一覧については、「会議ポリシー設定の参照」を参照してください。
ユーザー単位の会議ポリシーの作成の詳細については、「サイトまたはユーザーのグループの会議のユーザー エクスペリエンスを作成または変更する」を参照してください。
ユーザー単位の会議ポリシーを割り当てるには
CsUserAdministrator または CsAdministrator の役割に割り当てられているユーザー アカウントから、内部展開の任意のコンピューターにログオンします。
ブラウザー ウィンドウを開いて管理 URL を入力し、Lync Server コントロール パネルを開きます。Lync Server コントロール パネルを開くために使用できる他の方法の詳細については、「Lync Server 管理ツールを開く」を参照してください。
左側のナビゲーション バーで [ユーザー] をクリックします。
ユーザーを探すには、次のどちらかの方法を使用します。
[ユーザーの検索] ボックスに、表示名、名、姓、セキュリティ アカウント マネージャー (SAM) のアカウント名、SIP アドレス、またはユーザー アカウントの回線 URI (Uniform Resource Identifier) の全体か最初の一部の文字列を入力して、[検索] をクリックします。
保存したクエリがある場合は、[クエリを開く] アイコンをクリックし、[開く] ダイアログ ボックスを使用してそのクエリ (.usf ファイル) を取得して、[検索] をクリックします。
(オプション) 結果を絞り込むための追加の検索条件を次のように指定します。
[フィルターの追加] をクリックします。
ユーザーのプロパティを入力するか、ドロップダウン リストの矢印をクリックして選択し、プロパティを指定します。
[次の値に等しい] ドロップダウン リストで、演算子 (例: [次の値に等しい]、[次の値に等しくない]) をクリックします。
選択したユーザー プロパティによっては、検索結果のフィルターに使用する条件を入力するか、ドロップダウン リストの矢印をクリックして指定します。
ヒント:
クエリにその他の検索句を追加するには、[フィルターの追加] をクリックします。 [検索] をクリックします。
検索結果のユーザーをクリックし、[アクション] をクリックして、[ポリシーの割り当て] をクリックします。
ヒント:
同じユーザー単位の会議ポリシーを複数のユーザーに適用する場合は、検索結果で複数のユーザーを選択して、[アクション] をクリックし、[ポリシーの割り当て] をクリックします。 [ポリシーの割り当て] の [会議ポリシー] で、次のどちらかの手順を実行します。
注:
[ポリシーの割り当て] で構成できるポリシーは複数あるため、ダイアログ ボックスではすべてのポリシーについてそれぞれ既定で [<現状のまま保持>] が選択されます。 この設定を変更しない場合は、以前にユーザーに割り当てたポリシーを使用して続行します。 [<自動>] を選択すると、Lync Server 2010 でグローバルレベルのポリシーまたはサイトレベルのポリシー (定義されている場合) のどちらかを自動で選択できるようになります。
[会議ポリシー] ページであらかじめ定義した、ユーザー単位の会議ポリシーの名前をクリックします。
ヒント:
割り当てるポリシーの決定に役立てるために、ポリシー名をクリックしたら [表示] をクリックして、ポリシーで定義されているユーザー権限やアクセス許可を確認します。
終了したら、[OK] をクリックします。