レポート モデル プロジェクトの Teradata データ ソース ファイルを作成する方法
新規 : 2008 年 11 月 17 日
モデル デザイナで Teradata データベースのデータ ソース ファイルを作成するには、データベース サーバーへの接続とデータベースからのデータ取得に十分な接続文字列と資格情報を指定する必要があります。Teradata データ プロバイダのデータ辞書のプロパティを指定すると、データベースのメタデータを取得する所要時間を制御することもできます。レポート マネージャで Teradata データベースのデータ ソース ファイルを作成することもできますが、表示できるデータ辞書のプロパティはモデル デザイナのデータ ソースのプロパティだけです。
メモ : |
---|
モデル デザイナでデータ ソース ファイルを作成する前に、システム管理者は、レポート作成クライアントとレポート サーバーにバージョン 12.00.00.01 の .NET Framework Data Provider for Teradata をインストールして設定しておく必要があります。サポートされている Teradata データベースのバージョンは、12.00 および 6.20 だけです。詳細については、「Teradata ベースのレポート モデル用の Reporting Services の構成」を参照してください。 |
データ ソース ファイルを作成したら、データ ソース ビューとモデルを作成できます。
メモ : |
---|
既定では、モデル デザイナを使用してデータ ソース ファイルからデータ ソース ビューを作成した場合、テーブルとビューの主キーはデータ ソース ビューに含まれません。モデルを作成するためには、主キーが必要になります。データ ソース ビューを作成したら、各テーブルまたはビューで手動で主キーを設定できます。詳細については、「データ ソース ビューの操作について (SSAS)」を参照してください。 主キーを自動生成するには、モデル デザイナからレポート サーバーにデータ ソースをパブリッシュし、レポート マネージャを使用してモデル ファイルを生成する必要があります。モデル ファイル (.smdl) には、データ ソース ビューとモデルが含まれています。詳細については、「Teradata データベースから主キーを持つレポート モデルを作成する方法」を参照してください。 |
レポート モデル プロジェクトで Teradata データベースのデータ ソース ファイルを作成するには
新しいレポート モデル プロジェクトを作成します。
- Business Intelligence Development Studio で、[ファイル]、[新規作成] の順にクリックします。
テンプレート ペインで、[レポート モデル プロジェクト] をクリックし、[OK] をクリックします。新しいレポート モデル プロジェクトが表示されます。ソリューション エクスプローラに、データ ソース、データ ソース ビュー、およびレポート モデルの 3 つのフォルダが表示されます。
ソリューション エクスプローラで [データ ソース] を右クリックし、[新しいデータ ソースの追加] をクリックします。[データ ソース ウィザード] ダイアログ ボックスが表示されます。
[次へ] をクリックします。[接続の定義方法を選択します] ページが表示されます。
[新規作成] をクリックします。[接続マネージャ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[プロバイダ] のボックスの一覧から Teradata の .NET Framework データ プロバイダを選択します。
[サーバー名] ボックスにサーバーの IP アドレスを入力します。
メモ : 入力する情報がわからない場合は、システム管理者に問い合わせてください。 [ログイン詳細] の [ユーザー名] と [パスワード] に、指定したサーバーにアクセスできる名前とパスワードを入力します。
メモ : 使用する資格情報は、システム管理者またはデータベース所有者によって指定されます。資格情報の詳細については、「資格情報と接続情報の指定」を参照してください。 [すべて] をクリックします。接続プロパティがグリッドに表示されます。
[データ辞書] で、次の 3 つの値を入力します。
- [データベース] に、データベースの名前を入力します。
- [既定のデータベースに限定する] を True に設定します。
- [X ビューを使用する] を False に設定します。
メモ : これらの設定により、サーバー上のデータの取得が既定のデータベースに限定されます。これにより、スキーマ探索と取得の時間を短縮できます。これらの設定を適用しなかった場合は、そのデータベースがあるサーバーでアクセス権のあるスキーマがすべて取得されます。これらの設定の詳細については、Teradata のデータ プロバイダのドキュメントを参照してください。 [OK] をクリックします。
[接続の定義方法を選択します] ページで [次へ] をクリックします。
[データ ソース名] に名前を入力するか、既定の名前を受け入れます。
[完了] をクリックします。
新しいデータ ソースがソリューション エクスプローラに表示されます。これでモデル デザイナでデータ ソース ビューとモデルを作成できるようになります。
データ ソースをレポート サーバーに配置して、モデルを生成できます。詳細については、「レポート モデルをパブリッシュする方法 [モデル デザイナ]」および「Teradata データベースから主キーを持つレポート モデルを作成する方法」を参照してください。
参照
処理手順
概念
モデルの処理
レポート モデルの操作方法に関するトピック
Teradata ベースのレポート モデルの作成と使用