NullProcessing 要素 (ASSL)
NULL 値の処理方法を定義します。
構文
<DataItem>
...
<NullProcessing>...</NullProcessing>
...
</DataItem>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型と長さ |
String (列挙型) |
既定値 |
Automatic |
カーディナリティ |
0-1 : 省略可能な要素で、出現する場合は 1 回だけの出現が可能です |
要素のリレーションシップ
リレーションシップ | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし |
解説
この要素の値は、次の表のいずれかの文字列に制限されます。
値
説明
Preserve
NULL 値を保持します。
Error
NULL キー エラーを発生します。NullKeyNotAllowed の値によって、インスタンスによるエラーの処理方法が決まります。
メモ :
メジャーではこの値がサポートされていません。
UnknownMember
不明なメンバを生成し、NULL 変換エラーを発生します。NullKeyConvertedToUnknown の値によって、インスタンスによるエラーの処理方法が決まります。
メモ :
メジャーに関連付けられている列ではこの値がサポートされていません。
ZeroOrBlank
数値データ アイテムの場合は NULL 値を 0 に変換し、文字列データ アイテムの場合は NULL 値を空白の文字列に変換します。
メモ :
この値によって、Microsoft SQL Server Analysis Services の以前のバージョンとの互換性が維持されます。
Automatic
要素に適した既定の処理を使用します。
- OLAP データ アイテムの場合は ZeroOrBlank
- データ マイニング データ アイテムの場合は UnknownMember
分析管理オブジェクト (AMO) オブジェクト モデルで NullProcessing の許容値に対応する列挙型は、NullProcessing です。