データ マイニング拡張機能 (DMX) 関数リファレンス

Analysis Services は、データ マイニング拡張機能 (DMX) 言語のいくつかの関数をサポートしています。関数によって、予測クエリの結果が拡張され、予測の詳細を説明する情報が含まれるようになります。また、関数により、予測結果が返される方法をよりコントロールできるようにもなります。次の表は、DMX がサポートする関数の一覧を示しています。

関数 説明

BottomCount

順位付け式に基づいてデータを昇順に並べ替え、最下位行から指定数を含むテーブルを返します。

BottomPercent

順位付け式に基づいてデータを昇順に並べ替え、最下位行から指定されたパーセント式を満たすまでの最小行数を含むテーブルを返します。

BottomSum

順位付け式に基づいてデータを昇順に並べ替え、最下位行から指定された合計式を満たすまでの最小行数を含むテーブルを返します。

Cluster

入力したケースを含む可能性の最も高いクラスタを返します。

ClusterProbability

入力したケースがクラスタに所属する確率を返します。

IsDescendant

現在のノードが、指定したノードからの降順であるかどうかを示します。

IsInNode

指定したノードがそのケースを含むかどうかを示します。

Lag

現在のケースの日付とデータ内の最後の日付とのタイム スライスを返します。

Predict

指定した列上で予測を行います。

PredictAdjustedProbability

指定した予測可能列の調整済みの確率を返します。

PredictAssociation

列内の結合メンバを予測します。

PredictCaseLikelihood

入力したケースが既存のモデル内に収まる確率値を返します。この関数は、クラスタリング モデルでのみ使用できます。

PredictHistogram

指定した列に対するヒストグラムを表すテーブルを返します。

PredictNodeId

選択したケースの NodeID を返します。

PredictProbability

指定した列の確率を返します。

PredictSequence

シーケンス内の次の値を予測します。

PredictStdev

指定した列に対する標準偏差値を取得します。

PredictSupport

列のサポート値を返します。

PredictTimeSeries

時系列に対する将来の値を予測します。

PredictVariance

指定した列の変位値を返します。

RangeMax

指定した DISCRETIZED 型の列に対して検出される予測バケットの上限値を返します。

RangeMid

指定した DISCRETIZED 型の列に対して検出される予測バケットの中間値を返します。

RangeMin

指定した DISCRETIZED 型の列に対して検出される予測バケットの下限値を返します。

TopCount

指定された最上位行数を含むテーブルを、順位付け式に基づいて降順で返します。

TopPercent

順位付け式に基づいてデータを降順に並べ替え、最上位行から指定されたパーセント式を満たすまでの最小行数を含むテーブルを返します。

TopSum

順位付け式に基づいてデータを降順に並べ替え、最上位行から指定された合計式を満たすまでの最小行数を含むテーブルを返します。

参照

関連項目

データ マイニング拡張機能 (DMX) 演算子リファレンス
データ マイニング拡張機能 (DMX) ステートメント リファレンス
データ マイニング拡張機能 (DMX) 構文表記規則
データ マイニング拡張機能 (DMX) 構文要素
クエリ型への関数のマップ (DMX)
予測クエリ (DMX)
選択ステートメント (DMX) について

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手