ScheduledRule 要素 (ADF)

1 つの定期的なサブスクリプション ルールを定義する要素が含まれます。

構文

<SubscriptionClasses>
    <SubscriptionClass>
        ...
        <ScheduledRules>
            <ScheduledRule>

要素の特性

特性 説明

データ型

なし。

既定値

なし。

個数

ScheduledRules 要素につき 1 個以上 (必須)。

更新

アプリケーションの更新時に追加および削除できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

ScheduledRules 要素 (ADF)

子要素

ScheduledRule の RuleName 要素 (ADF)

ScheduledRule の Action 要素 (ADF)

または

ConditionAction 要素 (ADF)

ScheduledRule の ActionTimeout 要素 (ADF)

解説

定期的なルールには、定期的なサブスクリプションの通知生成ルールが含まれています。Microsoft SQL Server 2005 Notification Services は、処理しなければならない定期的なサブスクリプションがある各クォンタムで、定期的なルールを実行します。

通知生成ルールでは、通常、イベント記録テーブルのイベント データとサブスクリプション情報を結合し、それらを照合することによって通知を生成します。

ScheduledRule 要素には、Action 要素または ConditionAction 要素のいずれかを含めることができますが、両方を含めることはできません。

使用例

次の例では、1 つの Action を含む、StockSubScheduledRule という名前の定期的なサブスクリプション ルールを定義しています。このルールは、定期的なサブスクリプションの通知を作成し、通知データをサブスクリプション記録に読み込みます。このデータは、サブスクリプション傾向のデータ マイニングに使用されます。ActionTimeout の値が P0DT00H00M45S であるため、このルールの実行時間は 45 秒に制限されます。

<ScheduledRule>
    <RuleName>StockSubScheduledRule</RuleName>
    <Action>
    -- Generate notifications from the event chronicle
    INSERT INTO ScheduledNotifications
    ( SubscriberId, DeviceName, SubscriberLocale,
      StockSymbol, StockPrice )
    SELECT S.SubscriberId, S.DeviceName, 
       S.SubscriberLocale, C.StockSymbol, C.StockPrice
    FROM StockSubscriptions S JOIN StockEventChron C
    ON S.StockSymbol = C.StockSymbol 
    WHERE S.StockTriggerPrice &lt;= C.StockHighPrice 
    GROUP BY S.StockSymbol, C.StockHighPrice
    -- Maintain the subscription chronicle
    INSERT StockSubscriptionChron
    (SubscriberId, StockSymbol, StockPrice)
    SELECT S.SubscriberId, S.StockSymbol, C.StockHighPrice
    FROM StockSubscriptions S JOIN StockEventChron C
    ON S.StockSymbol = C.StockSymbol
    </Action>
    <ActionTimeout>P0DT00H00M45S</ActionTimeout>
</ScheduledRule>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

その他の技術情報

定期的なルールの定義
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手