異種データベース レプリケーション
Microsoft SQL Server 2005 は、トランザクション レプリケーションとスナップショット レプリケーションに対する次の異種シナリオをサポートします。
- Oracle から Microsoft SQL Server へのデータのパブリッシュ
- Microsoft SQL Server から SQL Server 以外のサブスクライバへのデータのパブリッシュ
Oracle からのデータのパブリッシュ
SQL Server では、SQL Server スナップショット レプリケーションとトランザクション レプリケーションとほぼ同じ機能を使用し、同様の使いやすさで Oracle からのデータをパブリッシュできます。Oracle からのデータのパブリッシュは、次のようなシナリオに適しています。
シナリオ | 説明 |
---|---|
Microsoft .NET Framework アプリケーションの配置 |
SQL Server 以外のデータベースからレプリケートされたデータを使用しながら、Microsoft Visual Studio および SQL Server を使用して開発します。 |
データ ウェアハウジング ステージング サーバー |
SQL Server ステージング データベースと SQL Server 以外のデータベースとの同期を保ちます。 |
SQL Server への移行 |
ソース システムの変更のレプリケーション中に、SQL Server に対してアプリケーションをリアルタイムでテストします。移行に問題がなければ Microsoft SQL Server に切り替えます。 |
詳細については、「Oracle パブリッシングの概要」を参照してください。
SQL Server 以外のサブスクライバへのデータのパブリッシュ
以下の SQL Server 以外のデータベースは、スナップショット パブリケーションとトランザクション パブリケーションに対するサブスクライバとしてサポートされています。
- Oracle (Oracle がサポートするすべてのプラットフォーム用)
- IBM DB2 (AS400、MVS、Unix、Linux、および Windows 用)
詳細については、「SQL Server 以外のサブスクライバ」を参照してください。