Service Broker のアーキテクチャ

Service Broker アプリケーションは、Service Broker のデータベース オブジェクトと、それらのオブジェクトを使用する 1 つ以上のアプリケーションで構成されます。ここでは、Service Broker アプリケーションで使用される各オブジェクトについて説明します。

次の 3 種類の Service Broker コンポーネントがあります。

  • メッセージ交換コンポーネント。メッセージ交換のランタイム構造です。アプリケーションは、メッセージ交換の一部としてメッセージを交換します。
  • サービス定義オブジェクト。これらは、アプリケーションの基本デザインを指定するデザイン時コンポーネントです。これらのコンポーネントはアプリケーションに対して、メッセージ型、メッセージ交換フロー、およびデータベース ストレージを定義します。
  • ルーティングおよびセキュリティ コンポーネント。これらのコンポーネントでは、SQL Server インスタンスの外部でメッセージを交換するためのインフラストラクチャを定義します。
  • このセクションでは、Service Broker によるアプリケーション構築の概要についても簡単に説明します。

このセクションの内容

トピック 説明

メッセージ交換のアーキテクチャ

メッセージ交換、メッセージ交換グループ、およびメッセージについて説明します。

サービスのアーキテクチャ

サービス定義オブジェクトについて説明します。

ネットワークとリモート セキュリティ

Service Broker による SQL Server 外での通信方法を制御するオブジェクトについて説明します。

Service Broker を使用したアプリケーションのビルド

アプリケーションでの Service Broker の使用について簡単に説明します。

参照

その他の技術情報

Service Broker のプログラミングの概要

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手